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2013年7月28日 (日)

アイカツ!第41話『夏色ミラクル☆』の感想

見所が多数あった今回ですが、なんといっても内気な女子中学生みたいなところを見せる美月ちゃんが、人外ポイントを大幅に下げたところは言及せずにはいられないでしょう。
もはやカワイイと表現するのもやぶさかではなく。
あの振る舞い。
一時期一緒にいた蘭ちゃんからあざとさを学んだのやもしれぬ。

自身も含めた個人主義のアイドルのみでトライスターを結成しようとした美月ちゃんですけど、蘭ちゃん脱退の件を経て、他人との関係について思い直したのかもしれないですね。
もしかしたらひたすら頂点を目指してストイックに自分を高めるスタイルは、人との関係をうまく進展させられない不器用さの裏返しなのかも。
中学一年のときからトップアイドルとして活動しているのだから、ただでさえ忙しくて深い関係を作れるような状況にあらず、唯一関係が深そうなのがマネージャーの月影さんという有様。
せめて同じユニットのメンバーとぐらいはビジネスライクではなくきちんと親密になりたいと考えてもおかしくはないんじゃないですかね。
だから今回勇気を出して、宿泊先でみんな一緒の部屋で泊まりたいなどと言い出して、デビュー以来の緊張ぶりで迎えた当日の夜。
みんなが枕投げをする楽しそうなところ、入りづらくて部屋の前で待っているとか……。
まるでどこかの紫吹さんのような萌えキャラぶりです。

そこで気付かれることにより、意外な一面をメンバーに見せて距離を縮めるわけですが。
それでもやはり8人中6人が二年生で構成されるユニットであるからして、お姉さんポジションが枷になってしまっているのか、就寝後に眠れずメンバー全員が起きてしまったときでも、美月ちゃんだけは寝たままでした。
全員起きた描写があるのに美月ちゃんだけなかったから、一回観た時点ではそのとき部屋にいないのかと思ってしまったけれど、よく見たら普通に寝てた。
みんなの会話か気配で棺桶に入っていた子も起きたというのに、美月ちゃんときたら……。
その後、部屋の電気を点けておのおの完全に起きてしまったあとにはさすがに起きてましたけど、誰かと絡むわけでもなく部屋のすみっこでみんなを見守っているという。

まあ若い子の体力に付いていけないって気持ちはわかります。

あお蘭も充実の回でしたね!
あおいちゃんと蘭ちゃんといえば、いちごちゃんを中心につながっている感もある二人ですけど、別に二人だけでも十分以上に仲がいいわけで。
この二人が一緒にいる場面も好きなんですよねー。

気心が知れていて遠慮が必要ないだけでなく、あおいちゃんがわりといたずらっ子なために、ヘタレ気味な蘭ちゃんはどうしてもいじられる側になってしまうところが大変よろしいと思うのです。

旅館での食事シーンなんかわかりやすく。
魚の骨を取るのが苦手で手間取っている蘭ちゃんをからかうあおいちゃんという場面でしたけど。
骨を取るのが苦手だと知って代わりに骨を取ろうとする献身的なさくらちゃんの申し出を聞いて、

あおい「ついでにあ~んもしてあげて」

と、カメラをスタンバイするあおいちゃんとか、一見どういう反応が返ってくるかわかっている上でやっているように見えて、実のところほとんど本気でやっていると思われるのが彼女である。
あお蘭はものすごい仲良しなのに、あおいちゃんのアイドルマニアな性質の影響で、蘭ちゃんが他の娘とらぶゆーしてる場面を見たがるあおいちゃんという構図ができあがるのが穏やかじゃなくていいですね。
普段は暴走するいちごちゃんを二人でサポートする的な、同じ立場としてある意味いちごちゃんよりもお互いを信頼しているように感じられる二人なんですけど。
あおいちゃんの好意にはたまに親友ではなくアイドルに対してのそれが混じるので、そのときだけは完全に一方通行な好意になってしまうというフューチャリングガール。

たぶんあおいちゃんの心のデジカメのメモリーには、いち蘭フォルダなどが無数に存在するんだと思います。
どうやらさく蘭フォルダもあるみたいです(錯乱)。

かえで「日本では旅館に泊まるとき、みんなでマグロを投げるんだよね?」

重いし痛いよ!
いや重さに関してはアイドルである彼女たちなら平気で投げられそうですが、かえで寿司の社長令嬢が商品を投げるのはどうなんだろうとか思ったり。
あと本当にやったら「マグロの叩き」ならぬ「マグロで叩く」だなとか思ったりした。

このメンバーに叩かれるなら我々の業界ではスタッフがおいしくいただきます。

会話そのものは少ない気がしたユリカちゃんですが興味深い場面がありました。

翌日のライブのために就寝したものの、みんな眠れずに起きてしまったあとのこと。
台風で荒れる天に祈るメガネユリカちゃんをいちごちゃんが強引に引っ張りおしゃべりに参加させた場面にて、ユリカちゃんはキャラが崩れ、素が出ていたようで。
いちごちゃんの言葉にうなずいて「うん」と返していたのがなんだか感慨深かったです。

たぶん以前のこの子なら素の状態の返事は「はい」だったと思うんですけど。
この「うん」という返事が現在のみんなとの本当の距離感を表しているようで新鮮でしたね。
キャラを完全に作っている状態だといつでも尊大で距離感わかりませんからね……。

(追記:あとから確認したら初登場回ですでに「うん」でした。人の記憶ってあてにならないですね)

今回はライブがお話上重要な位置付けであり、さらにそのライブの直前に停電が発生し、復旧まで場をつなぐためのショーという溜めがあったことで、お話とライブが密接につながり、とても効果的な流れでライブシーンに入って魅力がぐんと増していました。

ライブがおこなわれる舞台の作りも、広さと煌びやかさを感じさせる力の入れようできれいでしたし。
さらには、基本はいちごちゃんと美月ちゃんのツートップでありながらも、8人全員を目立たせるカメラワークが素晴らしく、感動すら覚えました。
一人一人注視しながらぐるっと一回りは、人数が多いからこそ映える演出だったかと思います。

ライブシーンだけでも今までで屈指の出来でした。

それにしてもスターアニスが結成されるとなればそのライブシーンは最終回の最後の最後でやるんじゃないかと勝手に思ってたんですけど、かなり早かったですね。
これからの展開どうなるんだろう?

美月ちゃんと並び立つ存在としていちごちゃんがトップアイドルになる展開にするにはもう話数に余裕がないかと思いますし、それぞれ三人組ユニットを組んだばかりということで、二人組ユニットであるマスカレード関連の話をガッツリやりそうにも思えません。
いちあおが結婚するにもまだ年齢が満たないですし……。

うーん。考えても仕方のないことでした。

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