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2013年6月の7件の記事

2013年6月28日 (金)

アイカツ!第37話『太陽に向かって』の感想

蘭ちゃんはこれからどうなってしまうんだウオオオ……。
と、ハラハラして観始めた今回。
なんと今後の展開のポイントがオープニング直後のCMでネタバレされる。

早いだろ、いくらなんでも……!!!

安心はできましたが……。

なんというか。
トライスター編の最終話ともいえるシリアスな回であるはずなのに。
ジュエルペット並のカオスを感じたのは、
どうしてなんだぜ?
今回のお話をろくでもなく要約するとこうなります。

――――
蘭「いちあおが恋しすぎて生きるのが辛い……」

美月「もうおめーの席ねぇから」
蘭「やったー!」

【悲報】蘭ちゃん仕事バックレて好きな子とのライブに走る

いちあお「私たち結婚します!」
蘭「無職になったから養ってください!」
いちあお蘭「私たち結婚します!」

そのころ大阪のコンサート会場では。

熱心な蘭ファン「蘭ちゃん見に来たのにいないんだけど……?」

後日。

熱心な蘭ファン「ソレイユって何!? 結成ライブもうやったって、えっ!?」
――――

プロ意識が危篤なんです! すぐに帰ってきてください!
うーん。蘭ちゃんがトライスターから外れることが確定するタイミングはメールではなく、大阪のドームでのコンサートを終わらせたところで蘭ちゃんの脱退をその場で美月ちゃんがとつぜん発表、寝耳に水で驚く蘭ちゃんを優しく促しいちあおの元に向かわせる美月ちゃん、そして喜び急ぎ向かう蘭ちゃん、みたいな展開でもよかったような……。
自身のファンも来ているであろうコンサートを丸ごと放棄ですからねぇ。

しかも別の場所で別ユニット結成してお披露目ライブやってるっていう。
前代未聞のアイドルになっちまった!
いやまあ、もしかしたらコンサートの始めに挨拶だけしてから、いちあおのもとに急いだのかもしれないですけどね。

まさかプレッシャーや過労でやってけなくなるのではなくて、寂しさによってこうなるとは……。
寂しさだけじゃなく、色々重なったから、かもしれないですけど。
寂しい夜に枕を持っていちあおの部屋に来ちゃう場面もあった子ですし、それほど突飛な変化ではないけれども。
あれだけべったりだったんだから、そりゃあ説得力はありますわね……。
しかしさすがの美月ちゃんも蘭ちゃんがここまで寂しがりやだとは思わなかったんでしょう。いちあおにしか見せていなかったような部分ということもありますし。
単純にメンタルが弱いわけではなく、いちあおさえいればむしろ強い方だと思われるところがまた誤解を招くような……。

蘭ちゃんはプロ意識や責任感が強くあるはずの子なのに、仕事でミスをした直後、メンバーに謝りはすれども特に引きずることなく、笑顔でいちあおの現場に向かっていくその心理状態のやばさが今回のポイントだったように思えます。
いちあお以外のことを考えられなくなるぐらい余裕がなくなっていたということで。
暇さえあればいちあおのことを考えている、心ここにあらずっぷりがよく出ていて痛々しかった。

しかもその後、差し入れのスタミナジュースを作っているいちあおを思い浮かべたことで寂しさが増し、あろうことか机に突っ伏して泣くまでに至ってしまったところを美月ちゃんに目撃される始末。
これ以上いちあお分が不足したままだと蘭ちゃんが人として再起不能になる危険性があったから、やむをえずコンサート前に脱退を言い渡して、いちあおのところにSUN値直送したとかそういうアレでしょうか。
もうすでに幻覚を見てそうな段階というのがとてもアレですが、まだギリ間に合うとして。
さすがの美月ちゃんもメンバーを廃人にするほどの非情さはなかったか。
今回は美月ちゃんの人としての部分が目立っていましたね。
まるでいつも人じゃないみたいな言い方。

とにかく蘭ちゃんのやばさのノンストップぶりが特徴的な回でした。
ソレイユのイベント会場に乱入、かつそのまま加入とかもぶっ飛んでました。
これじゃしばらくは、夜もいちあお部屋で一緒に寝かせとかないと、泣き出したりするおそれが。
う、うつくしきやいば……。
いずれにしてもソレイユの活動でホテルに泊まったとき同じ部屋で寝るんでしょうけど。
個別の部屋を用意してもどうせ来ちゃうよね。
そんなにあまえんぼだとヒカリちゃんに笑われちゃうゾ♪
そういえば美月ちゃんの解雇メールに書いてあった、
「あなたには太陽のもとでかがやいてほしいから!」
っていう部分は、地下の太陽であるヒカリちゃんのもとに行け、とも受け取れるんですね。
まあありえない解釈ですけど。
……。

ほのぼの仲良しスポ根アイドルものから、熱血感動スポ根アイドルものへと。
作品の色を大きく変化させられる絶好のタイミングを作っておきながら、蘭ちゃんをいちあおと合流させるという、これまでとほぼ同じ状況に落ち着かせたのは、ご都合展開といえばそうでしょうが。
蘭ちゃんがいちあおから離れてしまうこれまでのお話は、自分にとってかなり辛い展開であったことが間違いなく。今回を観るまではだいぶへこんでおりました。
たぶん自分のような視聴者は多いと思われる(ソースは脳内)ので。
ひたすら明るい作品であるアイカツという作品においては、多少強引でも、この結果にするのが妥当なのかなーなんて思いましたね。
視聴者の望みにもある程度応える作りということで。
ただこの強引さだと、これまでずっとこの作品が好きだった人でもどうしても賛否両論あるでしょうけど、それについての擁護はできませんな。
ここ数話でシリアス成分がずいぶん育ってきたなーというところでほぼゼロにしたわけですから。
なんのためにやったの? という気持ちも少なからずあり。
ずいぶん思い切ったことをするものだなあと思いましたね。

ともあれ、いちあお蘭のユニットが完成して、三人の関係が安泰となったことは喜ばしいです。

それに、大きなオーディションを勝ち抜いて加入したトライスターからの早期脱退というのは、蘭ちゃんの評価に大きく影響する展開であり、お話を作る際、特に気をつけて扱わなければならない極めてデリケートな問題だったと思うんですよ。
なのでイメージの低下を恐れて無難な話にしてしまうと、場合によっては面白みがなくなり、マイナスなところばかりが目立つ話になりかねなかったのではないか、とも思うんです。
そんなところを、良くも悪くも突き抜けた内容にして。
蘭ちゃんのイメージを半端に落とすのではなく、美しき刃としてのイメージを完全粉砕したのは凄いと思います。

一人でも輝いていけると自負しておきながら、いちあおがいないと禁断症状が現れるだなんて……。
蘭ちゃん自身も、こんなことになるだなんて、思ってはいなかったでしょうね。
オーディションの面接などの際、口ではどう言っていたとしても、自分の心のすべてがわかる人なんていないと思いますし。
だからずいぶん進む方向を間違えてしまったけれど。
そのおかげで彼女は彼女にとっての太陽を見つけることができた。

トライスター脱退と同時に新ユニット加入、という行いが世間にどれだけ非難されるものであろうとも、自分にとって絶対必要だと確信したものを選び取ることへの迷いはすでになく。
これまでの紫吹蘭をぶち壊して、
これでようやく、彼女の土台は整ったといえるんじゃないかな。
心から歩みたい道を見つけた蘭ちゃんは、またこれから新たに始まっていくんでしょう。
誰かの夢に後から乗るのではなく、三人一緒に見る夢に向かって。

トライスター編は、蘭ちゃんが本当に大切なものを見つけるための迷いそのものであったのだと、思わなくもなくもないですね。

学園長によるいちあおユニット発表をテレビで見て、

りんご「素敵な知らせありがとう、織姫」

りんごさん学園長のやることすんなり受け入れてますな。
別に確執があるわけではないんでしょうか、この二人は。
うーん。この二人の関係がいまだにわからない。

いちあおユニット名発表直後、蘭ちゃんがステージ横から乱入。
走ってくる蘭をいちあおが抱きとめる。
ジョニー含むその場の人間は戸惑うも、学園長は容認。むしろ楽しんでいる様子。

決めたことは無理にでも進めていく人なのかと思っていたら。
意外となんでもいい人なんですね学園長……?

三人でライブ。ソレイユとして初めての共同作業です。
乱入してトライスター脱退報告しただけでなく、いつの間にかソレイユ入りしている蘭ちゃん。
そしてなぜか三人分用意されているソレイユ用衣装。

やっぱり学園長が追加メンバーとして入る予定だったのか……。
それはない……。

かえで「グレイト! 美月、見なくてもいいの? 蘭のステージ」
美月「見なくてもわかるわ。蘭は間違いなく輝いてる」

余裕のない子が抜けたことでツインスターもさわやかムード。
トライスターはもうこの二人だけでいいような気もしますけど。
そうするには、このユニット名の都合の悪さよ。
ユニット名にはメンバー構成に関わる語を入れるべきではないですね。
でないと、恋人の名前を入れたメールアドレスみたいなことになってしまいます。

次回予告。

ユニット問題を力技で片付けたらさっそくネタに走り出すアイカツとかいうアニメ。

着ぐるみ超かわいい。

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2013年6月22日 (土)

アイカツ!第36話『トライスターテイクオフ☆』の感想

やっぱり蘭ちゃんトライスターでやっていける気がしないよ……?

幼い頃から芸能活動をしてきただけにアイドル活動に必要な能力はおおむね備わっており、生真面目な性格のおかげで自身の欠点にもおそらく敏感で、それを克服してきたと思われ、他の一般的なアイドルより育っているようなところが多々あるんでしょうけど、それはあくまで努力による積み重ねの力。
同等の努力に加えて飛びぬけた才能のあるトライスターの二人には全く及ばず。

人並以上に努力ができるだけの叩き上げの凡人が、伝説級のアイドルに付いていけるものだろうか。
蘭ちゃんの涙ぐましい努力によってなんとかデビューライブはギリギリで成功しましたけど、厳しすぎるでしょうあのユニット。
リーダーがアイドルの鬼だからなー。

かえでちゃんが蘭ちゃんをどう見ているかはまだほとんどわからないですけど。
美月ちゃんは蘭ちゃんがどういう心境にあるか気付いているようなのに、一言ですら助けようとは微塵もしない。
仕事中だったらプロとしての義務で華麗に助けるんでしょうけど、仕事以外の場では一切手を出さず、自ら這い上がってくるのを見守るのみ。
この非情さ、彼女らしいといえばらしいですが……。
ここで付いてこられないようならトライスターには必要ないってことでしょうかね。

蘭ちゃんはまだトップアイドルとしての活動を始めたばかりなので、その忙しさや環境に慣れていないために余裕がないからきついってのもあるんでしょうけど。
慣れるまでもつのか? というかなり危うい状況に見えます。
ユニット仲間には頼れない孤独の中、寮に帰ることはもうできず、大好きないちあおとはメールのやりとりをする暇すらろくにない。
メール着信時の差出人の名前を見るだけで笑顔がこぼれるぐらいのおくすりなのに……。
もういちあおが蘭ちゃんのマネージャーになるしか……!

そんな辛い状況にあっても仕事とあれば美月ちゃんに認められたプロ意識を見せ、
映像を観た親友にすら本心を悟らせない、表向きの笑顔を作る技術が痛々しい蘭ちゃんです。
そのときの気分がどうであれ、要求通りの顔を作らなければならないモデル業で養われたものでしょうか。
いくらうまくてもせめていちあおには気付いて欲しいところ。

それにしてもトライスター。
デビューライブをスタジアムでってのはいいとしても。
一曲だけ……ですよね?
一曲のためだけにスタジアム。さらには前日発表で満員って。
やるほうもやるほうだけど、客も大概だな……。
まあでも、元々トップクラスのアイドルが二人もいるんだから埋まるは埋まるか。
そしてそういう意味でも一人だけ浮いてる蘭ちゃん。
もしも選抜オーディションでかえでちゃんが飛び入り参加してなかったらトップクラスのアイドルは一人だったわけで。
美月さん凄い! 私たちも頑張らなきゃ!
って選抜された二人で支えあっていたんでしょうけどね。
しかし現状は、
二人とも凄い! あたしが足を引っ張らないようにしないと!
だから、蘭ちゃんが自分をひたすら追い込む流れになっているわけで。
他の作品だったらどう見てもプレッシャーと過労で潰れる流れですよね~。

月影さん経由でいちあおの差し入れがちゃんと届いただけまだ救いがあるとはいえ、それでも心身ともに回復はしきらないでしょう。
いくらおいしいのりを食べても神経は依然ペリペリしちゃうよね。
いちあおの差し入れはなんだか故郷に置いてきた恋人からのそれみたいです。

いち子・あおえ「蘭、がんばってけろ」
蘭吾作「おう、おらやってみせるだよ(力ない笑顔)」

蘭ちゃんがいなくても濃厚ないちあお描写に気を取られがちですが、
今回はなんと制服が夏服に!
あとトレーニングウェアも新しくなりましたよね?
夏服はなんだかセーラー服みたいなデザインになり、
トレーニングウェアのほうは腕と脚の露出が尋常じゃなく穏やかじゃない。

ライブシーン直前。
カードをアイカツ筐体(仮)にセットするとき、誰もボトムスのところにカードをセットしなかったので、一瞬スカートをはかないで出るのかと思ってしまったけれど。
一枚がワンピースなだけだったぜ☆

お話の内容的に、違う曲を使うとおかしくなるので仕方がないんですけど。
四週連続同じ曲というのはどうにかならなかったのかと、思ってしまいますな。
いや、いい曲だとは思いますし、歌い手の組み合わせなども違いますが、そういう問題ではなく。

ちなみに今度出るミニアルバムは予約しました! 楽しみ!
ミニアルバムのトライスターの曲の歌い手の組み合わせは、何か今後の話に影響するものなんでしょうかね?
仮にそうだとすると喜んでいいものかどうか。
メンバー交代する理由にもよりますから……。

スターライト学園って事務所も兼ねているんだろうなっていうのは今までも思ってはいたんですけど、学園長がプロデュースもしているってことが、今回ははっきり描かれていましたね。
今回はかなりハードな、下手すれば関わったアイドルが潰れかねないほどの、試練のようなスケジュールを学園長の意向で組んだようです。
ジョニーも軽く引いてましたね。
とはいえ付いていけなかったのは蘭ちゃんだけで、美月ちゃんとかえでちゃんは全く問題なかった模様。
なので学園長のやり方が間違いかといえばそうではないのかもしれなくて。
ただ、蘭ちゃんには合わない可能性が強く。
合わないアイドルにも無理を強いてしまうような高みの目指し方。
その正反対に位置するスタンスとして、マスカレードのミヤがあるのかなーなどと思ったり。

今回の学園長の辣腕を見て、なんとなくマスカレードが短期間で活動を終えた理由が見えてきたような気がしなくもなくもないんですよ。
ヒメとミヤの理想の違いというか、到達点の理想だけでなく、そこまでの目指し方の理想も違っていたんじゃないかなーと。
エンターテイナーの極みとしての、客のためのアイドルをひたすら求めるヒメと。
アイドルだって一人の女の子だと、個人の様々な面を大事にするミヤ。
そんな感じだったらと仮定すると、今回の蘭ちゃんのような使い方は、ミヤだったら絶対に許さなかったでしょうね。
まあこれはあくまで想像に過ぎませんけど。
アイドルは恋愛禁止、という考え方がまだ「一応」残っていることが以前明かされた世界設定にもかかわらず、元トップアイドルが結婚して家庭を持っていることが描かれているのは何か意味があるんじゃないかと。
ましてやその人物が現アイドルの主人公の母親であるならば……。
いや、なに言ってるんですか自分?
りんごさんがミヤだって決まったわけじゃないですよ? ん?

仮に、仮にですけど。
星宮ママがミヤだったとすると図式はこんな感じになるんじゃないだろうか。
美月=学園長(ヒメ)
いちご=りんご(ミヤ)
理想を同じくするアイドルは誰かということで。

上記のような見方をしてみると。
今後、美月ちゃんといちごちゃんがライバル関係になったとき、それはマスカレードのそれぞれの理想を継いだ、対局に位置する二つのトップアイドルが高みを目指しあうという形になるかもしれず、なかなかこれは熾烈な争いになりそうです。
とはいえ別にどっちのやり方が正しいとか優劣をつける必要はないと思いますし、どちらもトップでいられる作風でもあるので、あまり争いというイメージにはならないでしょうけどね。

まあほんと、ただの想像に過ぎないですけど。

学園長「スターライト学園をゆるぎない存在にするため、ユニットをもう一つ作ります」

いちあおもユニット結成とな!
メンバーは二人だけなのか、それとも他に一人以上入るのか。

学園長みずから入るっていう可能性も……。
その場合、デビュー前の特訓で腰を痛めて解散のおそれがあり。
デビュー前に解散という前代未聞のユニットを世間に知らしめ、ある意味スターライト学園はゆるぎないネタ事務所になってしまいますな。
あはは(乾いた笑い)

次回予告。

蘭ちゃん、笑顔で走る。

なんかうれしいことでもあったんですか?
もしくは、もうどうにでもなーれ的な……(いやいや……)

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2013年6月15日 (土)

アイカツ!第35話『涙の星』の感想

前回の感想で考慮し忘れていた結果となって、かなりへこみ中であります。
蘭たんらぶゆーです(´;ω;`)
てっきり選ばれるのはいちごちゃんかあおいちゃんだろうなと思い込んでいたので、蘭ちゃんのことは全く頭にありませんでした。
いちあおのどちらかが別れるならあの二人は完全に別れるはずがないので、これからもどちらかのそばにいる蘭ちゃんを交えてたびたび三人一緒の時間が描かれるのだろうなと安心していたというのに、選ばれたのは蘭ちゃん……だと……。

オーディションの合間に普段と同じく楽しげなやりとりが挟まれるも、ひとつひとつの言動が確実に別れに向かっていることを感じさせる作りでとても切ない。

でもトライスターは出たばかりのかえでちゃんも含まれるユニットなので、これっきり出番が少なくなるなんてことはないと思いますし?
それにアニメの始めの方から一緒で、オープニングや各話でもずっといちあおの二人と一緒に描かれてきた子なので、これで本当にお別れってことはないと、思うんです、けど。

それだけに、別れを描くにはこれ以上ない関係ともいえるわけで……ぐぬぬ。

あ、ヒカリちゃん一瞬だけどまた出ましたね、すごい。
ツチノコ並のレアキャラなのに。

個人的には「不満」は無いものの「不安」な結果となったトライスター選抜オーディション。
数話引っ張っただけあって、その結果は自分としては意外なものになりました。

以前、美月ちゃんがいちごちゃんに言った、
将来組む相手をさがしている、それはあなたかもしれない云々――
の「将来」は、今ではなく、まだずっと先の将来だったようで。

高いプロ意識があって一人でもやっていける人物が選ばれたというのはわかります。
いちごちゃんとあおいちゃんは職業アイドルとしてはなりきれていない、いまだ成長途中の域を出ていないところがあるように見えますので。
一方蘭ちゃんはどうかというと、

蘭「これで二度目なんだ。親友と別れるの」

という最後あたりのセリフが、特に印象的に感じられました。
なんというか、別れに対しての考えが人一倍深かったんだろうなという感じで。
今回のライブのアピール時に蘭ちゃんが特別優しい笑顔をしていたのは、二度目の別れは最高のステージで迎えたいという覚悟の表れだったのかもしれない。
別れの辛さを知る者が、それでもなお高みを目指すために限界を超えるステージを作り上げる姿。
そんな蘭ちゃんを見て、美月ちゃんは他の二人には無い特別なものを感じたのかも。
高みを目指したゆえに孤独になったのは美月ちゃんも同じですもんね。

かつて自分もした覚悟を蘭ちゃんから感じ取った美月ちゃんが、今のこの子なら同じ理想を歩いていけると確信したから、それが茨の道であることを知りつつも手を差し伸べた。
そんなふうにも見えなくもなくも。
茨の道を歩むパートナーとしては、いちあおはまだ幼すぎるのかもしれないですね。

しかし眠れない夜に枕を持っていちあおの部屋に来てしまうような子が、あのタフガールユニットの中でやっていけるものだろうか……タフさでいうならいちごちゃん一択だったんですけど。
それにトライスターの他の二人と比べると能力的に見劣りするような気もするんですけど。
モデルの技術に関しては一日の長があるのかな。

普通こういう、多数の人気キャラがいる作品で「勝負」が描かれると、観ている人も「勝った方」「負けた方」で語りがちで、なんで自分が贔屓してるあの子が負けたんだよ! みたいな不満が少なからず、誰しも出るんじゃないかと思うのです。
かくいう自分も他作品ではそういう不満を抱いた経験があり。

しかしこのアイカツではまったく勝ち負けで見ていないところが面白いです。
誰が勝っても負けてもいいけれど、蘭ちゃんだけはそっち行ったらいけない!
って本気で思っていたりするという。
現状のトライスターのメンバーが蘭ちゃんにとって、友達はおろか、知り合いと呼ぶにもあやしい関係だからってのもありますけどね。
いちあおのどちらかでなくても、たとえばユリカちゃんあたりの親しい人が一緒に入っていればずいぶん印象が違ったんじゃないかと思います。
そこも別れを演出するにはうまかったんじゃないでしょうか。
既存のキャラを落としても違和感がないほど能力が優秀な新キャラを出して間もなくの頃でなければやりにくいお話だったかと思いますし。

残ったいちごちゃんとあおいちゃんは二人だけでも十分やっていけそうなのがまた辛い。
蘭ちゃんがいなくてもいくらでもお話を作れてしまいそうなのです。
31話のWake up my musicのステージは、二代目マスカレードはこの組み合わせしかありえないだろうと確信させるような抜群の見栄えを誇っておりました。
あのステージは何度観ても惚れ惚れする完成度です……。

今回は自分を慰めるために書いたような感想になりました。
ある意味、悲観的な内容になっておりますけれども。
でもこれからも、蘭ちゃんがいちあおと仲良くする場面がたくさん描かれたらいいですね。
そうなる可能性は、この作品だから十分にありますし。

次回予告。

学園長「紫吹はもう、この寮には帰ってこないわ!」

おりひめはこのブログのかんりにんに9999のダメージをあたえた。

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2013年6月11日 (火)

[アニメ]咲-Saki-阿知賀編第16話『軌跡』の感想

ついに最終回を迎えた阿・知・賀・編!
麻雀作品の最終話らしくほぼ丸々麻雀回という感じですかね。
あとは結果を受けて各チームの喜びと嘆き、ですか。
最後の試合は阿知賀編の主人公の活躍で締め、そのチームの監督が成しえなかった決勝進出を果たし、教え子たちが監督をその先へ連れて行くというチーム一丸となった……ハルエの精神的ケア。
小鍛治プロとの件についてはとりあえずもう大丈夫そうですね。
この先また小鍛治プロに心を折られることがあるかもしれませんけど、そのときになったらまた阿知賀の監督になって咲-Saki-新阿知賀編で教え子たちに癒してもらえばいいと思います!
いやいや……。

それにしても阿知賀編は派手な能力者が多いというか、能力そのもののルールが込み入ってる感じですけど、それだけに能力同士の相性がかなりややこしいことになっているような気が。
PSPで出るゲーム版でどのように再現されるかいまひとつ想像しがたいです。

とりあえず大将卓の中ではリザベーション最強ってことでよさそうですが、あとはどうだろう。
穏乃の無効化能力(?)がどれだけ効果あるのかってのは、まだこの一試合じゃわかりませんね。
二人分の能力みたいな例外――以外なら誰にでも効果があるってレベルだと強力すぎる気がしますけど、それでも実力のみで戦うとなると今回の竜華のように格上はゴロゴロしているのか。
ふーむ。
わかった、もうかわいさで強さを決めようね(思考放棄)

能力の強さでいったら淡ちゃんは全キャラ中でも上位に入るはずだというのに、相性の悪い相手は身近にいたりするもので。
亦野さんは淡ちゃんの能力を破ったことがあるんだとか。
っていうか淡ちゃん、アガれないとさめざめ泣くんですか?
人目をはばからずにわんわん泣くイメージがあるんですけど、実は繊細なの?
っていうか亦野さんチームメイトの弱点につながる情報はチーム内でぐらいあらかじめ共有しとこうよ。
今弱点じゃなくても亦野さんでも破れるっていう事実はとても大きいと思うんで(ひどい)

たかみーの「淡ちゃん」呼びがなんかかわいかった。

竜華がトキちゃんを呼ぶときの流れは完全に召喚士か何かですな。
召喚獣トキちゃん!
しかし竜華のFP(フトモモポイント)は残りわずかなようで、召喚できるのはあと一回だとか。
まあ無制限に使えてしまうと便利すぎる能力だから仕方ないですね。

怜「入院してなかったら、竜華のふとももにもっと注ぎ込めたんやけどな」
怜「ごめんな竜華。あんまり膝乗ってあげられんで」

病室の怜が何を言っているのか理解できなくて青ざめる泉ちゃんが不憫な後輩だと思いました。
早いとこ怜を竜華の膝(おくすり)に乗せて黙らせないと……。

穏乃の心のイメージ映像にて相変わらずとんでもない私服ののどっち。
裸ジャージとどっこいどっこいですな。
もう二人とも裸でいいじゃん! ――いやよくない。

穏乃はとにかく山が好きなんだそうで。
普段は方向音痴なのに、山では迷わず縦横無尽。
あまりに野性味あふれる阿知賀編の主人公。
人里では誰かの手引きが必要そうなあたり、主人公というよりは憧ちゃんのペットみたいな。
でも誰に対しても態度は礼儀正しいんですよね。
誰に対してもってところが、逆にそういうとこ慣れてないからとも考えられますけど。
憧ちゃんは逆にフランクすぎるので、一緒にいてちょうどよいのかなこの二人は。

千里山女子の頼れる頭脳、ひらめき浩子!
だいぶ控えめに表現しても船久保Qさんは超高校級の頭脳かと思うのですが、この優秀さだと世界大会でも参謀として招集されるのではないだろうか。

サイの目あたりの解説はネット麻雀をどうにか遊べるレベルの自分だと理解しにくいので、コミックスが出たときに改めて理解を試みようと思います。
というか一回目視聴した時点ではヤマ関連の理解が全く追い付かなかったので、わりとポカーン気味で最後まで観てしまって、試合終了後のレジェンド関連のところとかも入り込めずに流してしまう感じだったのですが。
ヤマについてちょっとネットで学んでなんとなく理解してから再度観たら、ああなるほどなと観ることができ、最後あたりでもしっかり感動できました。
この回の主な仕掛けは、生の麻雀の始め方を知らない人にとってはかなり難しいかも?

淡ちゃんをも戸惑わせる穏乃の無効化能力のなか、
特に無効化される能力のない竜華はむしろ好都合とばかりに戦意を深める。
魔眼が輝き、体温、鼓動、呼吸を感じる五感が研ぎ澄まされ……。
奥の手を使わせてもらうぜ……メンデルスゾーン!(作曲家)

怜不足をこじらせた竜華がついに中二病を発症しました。
どうやら能力というよりは美穂子さんみたいに自身の観察力や計算力を一時的に飛躍的に高める、みたいな、いわば集中と同義のような状態かと思われますが。
最高状態ってこれのことなのかどうなのか。
トキちゃんだけだと竜華自身の力の表現に全くならないなーと思っていたので、どちらかといえば超常現象に頼らないタイプの力が描かれたことは好ましく感じられます。

きっとこの力を使って竜華は怜の体調をいつもチェックしているんでしょうね。
体温、血圧、脈拍よし。体重、スリーサイズ変わりなし。
怜の体調が心配すぎてある日目覚めたメディカルチェックアイ!
だったりはしないと思います。

ところで以前どっかで、実際の麻雀の対局は相手ばかり見ているという話を聞いたことがあります。
わずかな状態の変化、あるいは癖によって何かしらのヒントを得るって感じだったと記憶していますが、きっと竜華や美穂子さんはそのあたりが特別凄い人なんでしょうね。

穏乃の能力で卓全体の能力は抑えられ、能力でつながっていた一組のリア充が破局の危機に。
だけどやっぱりイナバ。100哩はなれても大・丈・夫!
哩と姫子のリザベーションは止まることなく……。

この二人の能力はプロでも破れないとの話ですけど。
ということは団体戦でのこの二人は世界でもトップクラスの強さってことになりますかね。
でも哩が活躍できないとその後の姫子は自身の実力のみで戦うことになるので、他に有力な選手が候補にいてオーダーできる大会だったら、彼女たちを選ぶことは極めてリスキーな選択だと言えます。
一校の中でなら迷うまでもないでしょうが。

自身の能力を過信しすぎた淡ちゃんがトチって結局阿知賀が一位で終了。
もう奥の手は残っていない様子の淡ちゃんがこの次、能力を完全に破られた相手が含まれている決勝でどう活躍するかは見ものですな。
まあ能力なしでも強いっぽいですが。

照「二位になるような子はうちじゃもう飼えないって母さんが」
淡「!?」

というやりとりがあって捨てられる危機に陥った元「捨て虎(毛並は悪く逆立っていた)」の淡ちゃんが、決勝で一位になるため慢心の類を一切捨てて本気で最初から最後まで、なりふり構わず打ってくるってのも面白いかもしれませんね。
こんなやりとりはもちろんないでしょうが、慢心を捨てるのはあるかなーと思うので。

試合が終わって穏乃は制服からジャージにお着替え。

穏乃「憧の体温であったかーい」
憧「なに言ってんのー」

憧ちゃんの体温のほうが高いということなのか、それとも他人に貸したジャージを返してもらってすぐに素肌に直に着たからいつものひんやり感がないってことなのかどうなのか。
そして憧ちゃんの実質デレのツン。

まあここで穏乃との行き過ぎたスキンシップをはかるために「あたしの生肌のほうがもっとあったかいよー?」とか言ってしまうと、穏乃じゃなくて宥姉が食いついてくるのでツン以外の選択肢はなかったんでしょう。

下見に行った決勝会場から、
走ってくる穏乃に手を差し伸べて、つないで一緒に走る憧ちゃん。
ようやく二人の本当の仲が始まったみたいですばらですね。
二人の仲はこれからだ! 穏憧の次回作にご期(ry
しかしまだ穏乃の気持ちはのどっちに向いており、前途多難な憧ちゃんであります。

さてこれにて阿知賀編は終了ということで。
次は、アニメでは全国編、ゲームでは阿知賀編ですか。
そして雑誌の方ではまた新たなスピンオフか何かの動きがあるようで。

阿知賀編のように本編の先の展開にがっつり関わっている内容だと整合性の確保とかが大変そうなんで、あんまり本編には影響がない内容のほうが、本編の速度にも影響が出なくてよいのではないかなーなどと思うのですが……。

とにもかくにも阿知賀編の真価が問われるのは本編全国決勝でしょうね。

果たして阿知賀女子と白糸台チーム猫姫は決勝でどのような成長を見せるのか?
それを見られるのはだいぶ先の……ことですばら。

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2013年6月 8日 (土)

アイカツ!第34話『Hello☆スーパーアイドル』の感想

前回の予告通り、やはりかえでちゃんのちゅっちゅ回でしたね!
トライスターの選抜オーディションに飛び入り参加するにもいったいどういう流れで許可されるんだろうかと思っていたら、アメリカで自主的にオーディションを受けてきて、その映像を会場で流すことによってまず「アイドル」としての基礎能力が飛び抜けていることをアピールして参加資格を得る、と。
やはりアメリカ版MIZUKIをクリアしてきたのか……。

実力を示した彼女はそれだけに留まらず、見ている者が誰であろうが楽しませるという徹底的なエンターテイナー志向であることで、他の子とは違う高みに立っている。
普段のやりとりでも性格的な明るさやマジックによる小ネタなどもあり、登場して間もないというのに見ていて楽しい子だと感じられます。
今回のオーディションではかえでちゃん一人だけが選ばれましたが、説得力は十分にありましたね。
ぽっと出の印象が薄くてよかったんじゃないかと思います。

それはいいのですが、穏やかじゃないのは挨拶という名のKISS!
略してアイサチュです。
いずれもほっぺたではあるものの、
その行為を受けたのは美月、いちご、あおい、蘭の四名。
それぞれのリアクションが地味に見所でした。

始まって早々美月ちゃんがされたときには、本人は全く動じなかったものの、
三人娘はそれぞれ異なる反応を見せていました。
自分が見る限りで想像してみると、
いちごちゃんは興味深いものを見た好奇心が顔に出て。
あおいちゃんは、ワーオ大胆! というある意味もっとも無難な反応。
蘭ちゃんはドン引き……かな。

KISSされた美月ちゃんは何事もなかったかのように流していましたが、あれはトップアイドルだからなんでしょうか。
この程度のことに動揺していたら、アイドル活動中のトラブルに対応できないおそれがあり、そんな体たらくではトップアイドルなんて務まらない、みたいな。
ただ、動揺を全く表に出さない=裏では激しくドキドキしている、という可能性もありますので、あとで一人になったら寝込んでしまったりするかもしれません。
それに、相手がかえでちゃんだったからどうにか隠せたものの、いちごちゃんだったらきっとゴールデン美月チャンス発動で、そのまま美月パレスにお持ち帰りしていたのでは?
いやそんなわけ……ないといえなくもなくもないと……。

蘭ちゃんがKISSされたときは映像を止めてみると今回一番驚いているというか、
まるで通り魔にでも刺されたような顔をしているのが笑えます。
やっぱ蘭ちゃんだよなー。
相手がかえでちゃんでなかったら避けていたところなんでしょうが。
避ける暇を与えないほどのスピードはさすがスーパーアイドル。
美しき刃より……ずっとはやい!

サブタイトルの表示が終わった直後、
とつぜん「イエス! かえで寿司!」などと振り付きでお送りするあおいちゃん。
それに対しいちごちゃんが「あおい、どうしたの?」と。

自分も視聴していて、本当にどうしたんだ! と思いました。
アイドル活動が過酷すぎて脳に異常が出始めたのかと。
どちらかといえば頭脳派なのにあんなに体を酷使させるから……。

公式の情報と今回の情報を合わせると、かえでちゃんはアメリカからの帰国子女で、アメリカで有名な超高級チェーン店「かえで寿司」の社長令嬢とのこと。
「イエス! かえで寿司!」のキャッチフレーズで幼い頃からCM出演してきたかえでちゃんはアメリカのスーパーアイドルで超有名人。
スターライト学園には今回編入してきたんですね。
日本語うまいナー。

すでに始まっているオーディションに途中参加するため、アメリカで自主的にオーディションを受けてきたとのことですが。
その内容は命懸けどころではなく、金かけすぎでしょ……。
命知らずの死にたがり大富豪が全財産を趣味につぎ込んだレベル。
命も金もかかったそれらをクリアするのはもちろんすごいことですけど、あれだけの舞台を整える時間があるなら普通に飛行機で飛んできた方が早かった気もします。

蘭「あたしたちのオーディションとは、スケールが……レベルが違う!」

もはやツッコミを放棄した蘭ちゃん。
ちょっとーこの作品ツッコミ役が不在なんですけどー???

オーディションって選ばれるためのものでしょ? といういちごちゃんの質問に、
オーディションだってステージだよ、と返すかえでちゃん。
アイドル足るもの誰でも楽しませてなんぼらしい。
うーんさりげなく深いですね。

他のアイドルアニメでも観客が一人しかいないステージの話とかありましたけど、観客が何人であろうとも観客に対してアイドルが何をすべきかは変わらないのですよね。
ずっと活動を続けているのにいつまでも観客が増えないのなら宣伝不足か魅力不足ということになるでしょうけど、新人に近い知名度での観客数でアイドルの価値を計るのは早計であり。

ファンがいるからアイドルが輝くのではなく、輝くアイドルがいるから多くのファンが付くんですよね。残酷な話ですが、凡人にファンは付かないのです。
だから観客がたとえ一人であってもアイドルは輝けばよく。
その相手が誰であるかは関係なくて。
審査員でも、学園内の生徒でも、自分を観ている人は誰であろうと等しく観客であると。
そういったことをかえでちゃんはすでに実践しているんじゃないでしょうか。
プロフェッショナルなエンターテイナーの心意気ですね。
その姿勢に実力が伴っているのだから選ばれるのは必然といえましょう。

オーディションに出た人物の中では、常にキャラを貫き通すユリカちゃんと天然キャラが天然のおとめちゃんがこれに近いかな、と思うのですが、他の面で力不足だったんでしょう。
まあユリカちゃんに関しては、ブレるほど魅力が出る、みたいなところもありますけどね。
ブレるユリカとブレないおとめ。
二人に好意を寄せられると蘭ちゃんが不安定になりそうです。
さらには地下から太陽が参戦。どうなる蘭!
なんの話だ。

前回に続いて同曲のステージ。
サビに入るところでニカッと白い歯を見せるかえでちゃんが可愛い。

トライスターのメンバーのうち、一人はかえでちゃんにサクッと決まりましたけど、新キャラが受かったことは個人的に、ほっとしていたりします。
いちごあおい蘭の中の二人がトップアイドルユニットに組み込まれてしまうと、残りの一人が完全に余って出番も減って、仲良しでいられるのもそこまでだよ、な感じがするので。

いちあお蘭の三人組は最後まで仲良しでいて欲しいのです。

このあと仮にいちごちゃんが選ばれるものとすると、友達以上の関係であるあおいちゃんが外れることで逆にこれからも今まで通りの仲良し関係が描かれていくのだなとの想像が容易にでき、ついでに蘭ちゃんとの関係も続いていくのだなと思えるのです。ついでかよ。

さて「今度こそファイナルオーディション」では誰が選ばれるのでしょうかね。
誰が選ばれても、最終的にはSTAR☆ANISとして8人で活動して欲しいものですが。

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2013年6月 3日 (月)

真・女神転生4の感想

真・女神転生4をカオスルートでクリアしました。
プレイ前は、
有名なタイトルだからどうせ現代人向けにぬるゲー化してるんでしょ?
とかちょっとは思いながらも。
ダントラ2という意外性の塊をプレイしたあとなので油断したつもりはなかった。
なのに、死、死、死、死の連続。カロンさんもうお金払えないです。

真・女神転生3のシステムを引き継いだ戦闘システムはたった一手のミスがその後に大きく影響し、仲魔が一人やられれば自分のターンの行動回数が一回以上減ることになるため立て直しが非常に厳しく、二人やられたらまず全滅コースという印象。
これじゃ初心者は絶望するだろうな、というのはスタッフも自覚的なようで。
二回全滅すると難易度をいつでも下げられるようになります。
でもこういうゲームで難易度を下げるなんて辛くないカレーを食べるようなもので、そんなもん俺達が望むカレーじゃないだろ?
みたいな抵抗が色々とあり。
自分は下げない方針だったのですが。
一手のミス、あるいは敵の先制であまりにも簡単に全滅しかけるため、セーブ回数が増えてプレイしていて落ち着かないので、序盤で下げました。
下げましたー。

難易度に負けた哀れなプレイヤーがここにいるよ。
いいんだぜ。弱点ついた気分でニヤリしても。
ニヤリ・・・

で、難易度を下げたら途端に快適極まりない。
もはや別のゲームという変わりよう。
そのまま最後までプレイしましたよ?
だから通常の難易度でのゲームバランスはわかりません。

本作は難易度を下げられること、いつでもセーブができること、お金を払うことによって全滅しても復帰可能、という充実の救済システムが用意されていることで、素のゲームバランスは好き放題という感じですね。
少なくとも序盤は、バランスおかしくね?
って思ってしまうほどで、かなり大雑把な作りだと感じました。
耐性以外に防御力の概念が無いから、受けるダメージが総じて大きいんですよね。
敵の先制攻撃で全体攻撃を連続で使われて、そのまま何もできずに全滅したときはさすがに理不尽さを感じました。
とはいえ属性の相性が重要なゲームですので、レベルよりもパーティの構成を敵に合わせることで簡単に勝てるというゲーム内容にはなっているから、多彩な仲魔を駆使して攻略を楽しみたいって人は元の難易度がちょうどよく感じたりするんじゃないでしょうか。
好きな仲魔でやっていきたいって人は難易度を下げざるを得ない……と思う。
ただ、ゲームを進めていくと耐性を強化しやすくなっていくので、素の耐性が強力な悪魔が作れるようになる終盤に近付くほど戦闘は楽になりますね。全属性無効の仲魔も比較的簡単に作れますので、万能属性攻撃を持っていない敵相手だとほぼ無敵……なんですが、ボス相手の場合は耐性を強化しすぎていると、相手によっては強力な万能属性攻撃をバンバンやってくるようになるらしいです。
メギドラオンx3は通常の難易度では受け切れなかっただろうな……。
いや、それでも全滅しましたけど。

序盤は獲得経験値がかなり少ない印象でした。
しかしどういうわけか、進めば進むほど経験値効率はよくなっていきます。
経験値の手に入る機会は敵撃破だけでなくいくつかあり、戦闘時の会話成功で手に入る経験値が特に美味しいので、たぶんザコ敵は一匹も倒さずにクリア可能どころか、レベル上げまで容易にできるはず。
レベル上げも含めて辛かったのは序盤だけだったって感じです。
それと敵を倒してもお金が手に入らないので、お金は最後まで貯まりにくいです。
買取額が高いアイテムをすべて売ってようやくちょっと余裕がある程度。
それもすぐに無くなります。
別にお金を使わなくても難易度にはほとんど影響しないんですけどね。
装備の変更による能力の変化があまり実用的ではないため、たぶん初期装備で最後まで行けます。

そんなこんなでゲームバランスはシャッキリしませんが、いいところは他にたくさんあります。
まずグラフィックですね。
立体視オン・オフどちらの状態も、ちょっと見蕩れるぐらい綺麗だと感じました。もちろんPS3とかに比べればずっと落ちるでしょうが、携帯ゲーム機としては及第点以上。視点を変えて主人公の後ろから見る形にすると、3Dの背景が引き立って臨場感が出たりもします。
主人公の装備を変えると見た目が変わるのも、好みの見た目にして背景に花を添えられるのがいいですね。ブラックデモニカがお気に入りです。

攻撃の種類ごとにトドメ演出があるのが気持ちよく、戦闘演出とテンポの両立も好ましいです。
操作性も、他のゲームだと戦闘時の行動選択とかで、アナログパッドでの操作だと操作ミスが発生して全く違うところを選んでしまうことがあったりするんですけど、このゲームではまず無いのがよかったです。

あと嬉しいのは、合体時に自由にスキルを選んで継承させられること、ですね。
これは非常に大きい。ランダムに選ばれるのと比べて、快適さが全然違います。

二体選んで合体という形ではなくなった検索合体も、最初は使いにくいなと思っていたんですけど、使い方がわかるとなかなか便利です。
例えばまだ作ったことのない悪魔を作りたいとき、今いる仲魔だけでなく、作成済み悪魔一覧である悪魔全書も素材に含めて合体結果の一覧に表示できるため、作ったことのない悪魔を簡単に確認および作成できるようになり、その方法を知ってからは全書埋めがかなり楽になりました。
ただ、望みのスキルを持った悪魔を作りやすくなったこともあってか、悪魔の個性がだいぶ薄いですね。
どれ使っても一緒じゃんと、終盤は思うようになります。
これは他のゲームでもたびたび思うことなんですけど、一体一体にビジュアル以外の何かしら特別な要素があればもっと魅力的になると思うんです。一体一体に固有のスキル、なんて手間のかかることは無理だとしても、せめてその悪魔が覚えるスキルは変更不可にして、そのスキルを除いた数だけ自由に継承させられるって仕様でもよかったんじゃないかなって思います。特に本作は一体の悪魔が覚えるスキルの数が少なめですし。
中盤まで進めてスキルがそろってくると、合体時に合体後の悪魔が持っているスキルを全部消して継承させることが多かったので、なんだかなーと。
まあ自分でそういう縛りを設けてプレイするって手もありますけど、あんまり自分、難易度設定とか自由に切り替えられるゲームって好きじゃないんですよね。
制限の中で工夫するのが好きなので、もうちょっとシステムで縛りをかけて欲しいのです。

あと悪魔の新規デザインが女神転生に合ってないなと感じたのも無視できないところ。
悪魔の能力の個性が薄いので、ビジュアルが気に入らないと使う気になれないのです。

そんな感じで。
期待していたゲームである分、感想も辛口になりがちですが、
不便なところが多数あるものの、ちゃんと楽しく遊べるゲーム内容にはなっている、というのが一周目をクリアしての総評ですね。
難易度を下げればプレイヤーが自らハンデを付ける余裕が生まれるので、二周目以降は遊び方を考えながらプレイしていきたいと思っています。

それにしても主な登場人物の名前。
悪ター、ヨナたん、イザ坊ってネーミングセンスがなんともいえない。
主人公のデフォルトネームにいたっては不倫とか。

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2013年6月 1日 (土)

アイカツ!第33話『チャンス&トライ☆』の感想

今回はあまりに盛りだくさんすぎて脳が追い付かないところでした。
いちいち突っ込んでたらツッコミきれないほどの怒涛のネタっぷりで進んでいく芸人大会の中心にいるのは神崎美月!
さすが全芸人の頂点と呼ばれるトップ芸人である。
その美月ちゃんがいよいよユニットを組むということで、そのユニットに入る二人を決めるためのオーディションが開催されたわけですな。

えっ、二人ってなんですか。一人じゃなくて二人だと?
蘭ちゃん……。

まあ前回ユリカちゃんからの呼び方が「蘭さん」から「蘭」になってたので、この二人はお話に描かれていないところで徐々に仲を深めているのだと思われる。
だからいちあおが新ユニットに組み込まれて、仲良し三人組ユニットが解散しても、寂しいばかりではないでしょう。
しかし本来であれば蘭ちゃんにはもう一人関係の深い人物がいたはずなんですが……、

ってヒカリちゃん出たああああああああああああああああああ!!!!!!!!

もう転校でもしたのかと思ってしまうぐらい全く出番がなかったのにここで出るとは。
オーディションには出る気がないとのことですが、とりあえずは健在であることをスペシャルアピール。
タレ目たまらん。プリキュアみたいな髪型しやがって。
健在なら健在でたまには画面に映ってもいいと思うんですけど。
実は蘭ちゃんの部屋に隠れ住んでて、おはようからおやすみまで蘭ちゃんのことを物陰から見守っているから出てこないとかないですかね。

オーディションがあるのは一週間後。
なので背景とともに、一気に時間を進める「一週間後」の表示が出る。
ここの効果音がやたらキュートなんですが、
直前のシーンがシリアスな空気なのになんでそんなに軽いのか。
キュルルルン。

オーディション開始。
美月ちゃんの意見で作られたステージのひとつめはそそり立つ壁。

美月「この壁を乗り越えられるかしら?」

深い意味があるのかと思いきや、そのままの意味すぎて吹く。

きつそうではあるもののみんな普通に、自らの体のみでのぼってます。
見た感じ指が引っかかるところとか特になさそうなんですけど、アイドルってすごいな……。

しかしこれだけクリアさせる気がなさそうな作りなら、いくらアイドルといえど疑問を抱くのは当然といえます。

蘭「美月さんが考えたんだ。これにはきっと深い意味が……」

蘭ちゃんが信じようとしているところで、画面には美月ちゃんの真面目顔。

見ましたかね。
美月ちゃんのあの、難しそうなことを考えてそうで、実は何も考えてないふうの顔!
たぶん昨日食べたものを真剣に思い出そうとしている。
もしくは目を開けたまま寝てる。

その後、のぼっているみんなの上から勢いよく放水の罠。
危ないというかなんというか。
いくら美月ちゃんの案に従っているだけとはいえ、
これは後日、涼川くんの靴に画鋲が入りきらない。

あまりに過酷なステージ1ではあったものの、なぜかメイン組は全員クリア。
へばるユリカちゃんに蘭ちゃんが一言。

蘭「意外と根性あるじゃないか」
ユリカ「あなたたちと付き合ううちに、自然と体力ついちゃったわよ」

あー、説得力あるー。
基本的に脳筋集団だから、行動を共にするなら体力が必須ですもんね。
そのうち「やはり私のアイドル活動はまちがっている」っていうタイトルでスピンオフ作品が作られるんじゃないかと。

ステージ2、落ちれば水ドボンの平均台。横からはバレーボール砲。
なんともバラエティ色豊かなステージですね。
ステージ1と比べればまだマシかとは思いますが、難しいことには変わりなく。

二人組ユニット「スプラッシュ」の片方、氷室朝美ちゃんがさっそく落ちる。
すぐに続いて相方の立花ミシェルちゃんも落ちる。
二人で合格しないと意味がないとのことで、わざと落ちた模様。
うむむ、美しい友情すぎるラブラブですな。
まさに水もしたたるいい女です。
スプラッシュだけに。

……。

バレー砲が猛威を振るうステージ中、モニターに反応アリ。
ゴールデン美月チャンスかと思われ期待する参加者一同でしたが。
美月ちゃんの顔ドアップにデカデカと重ねられたのは、

「こんなものなの?!」

という挑発のメッセージであった。
期待させて落とす美月ちゃん。
こういうとこ本当に性格悪いなこの子。

これだけの底意地の悪さを発揮していると、
学園内では「美月さんに虐げられたい会」とか作られてしまうんじゃないか。
美月ちゃんに冷たい目で見られたり声をかけても無視されたり、
殴る蹴るの暴行を受けたい少女たちが続出です?

ステージは進み、人が飛ばされるほどの巨大扇風機の風を進めという無茶振り。
ユリカちゃんはキャラ作りのために持っている傘のせいで大変なことに。
傘の向きが逆だったならまだしも、
閉じていても空気抵抗を強く受ける向きだったのがチャレンジャーすぎた。
遠くの空高く舞い上がり星になった、彼女こそTryStar。

学園長「どんな状況でも作り上げたキャラを貫く……。藤堂ユリカ、たいしたものね」

……無茶しやがって。

アイカツ格言コーナーによれば、戻ってくるまで二時間かかったそうです。
そこまで派手に飛ばされて落ちても無事なのは、日頃のアイドル活動のたまものですね。
昨日ユリカ様がうちの屋根に落ちてきたのー。
えーマジでー、いいなー。
とかいう会話が交わされるスターライト学園の半径数キロメートル。

ラストはライブ。
一足先に星になったユリカちゃんを除くメイン組の他、美月ちゃんの元ユニット仲間も残る。

ここで歌って踊る3DCGステージが挟まれますが、新しい曲を惜しみなく使ってきますなぁ。
異なるのは歌だけでなく、振り付けも違うから結構な手間がかかるでしょうに、原作ゲームがあるからとはいえ、よくこんなに毎回違うステージ映像を作れるもんです。

歌うのが登場人物の声優さんでないこともいい方向に作用してるんでしょうね。
最初の頃はなんで本人じゃないんだよーとか不満に思ってましたけど、声優さんが歌う場合、これだけの数の曲を放送中に覚えて歌いこなすのは難しいでしょうし。

役割が分担されていることでそれぞれの役割に注力でき、結果よいものに仕上がるという。
たぶんそんな感じなんじゃないでしょうか。

ライブ終了後。
ここで決着が付くかと思われたが、日を改めておこなわれるファイナルオーディションが追加。
さすが美月ちゃん。なんとなくそんな気はしてました。

そして最後の最後で空からスカイダイビングしてくる新キャラが。
それを見上げてミス・カンザキは険しい表情。もしかして因縁アリ?

もしくは最後の最後で自分メインの回を全部持っていかれたっていう悔しさの表れなのかも。
これはイカンザキ! みたいな。

次回予告。
新キャラであるかえでちゃんもファイナルオーディションに飛び入り参加するとすれば、あらかじめアメリカ版MIZUKIをクリアしてきたのかもしれないですね。
あんな過酷なステージをクリアできる猛者がスターライト学園の生徒以外にいるものなのか?
いや生徒なのか……。

ところで予告のなかで一箇所すごく穏やかじゃないシーンがあったんですけど。
構図の都合で接触部は見えないものの、演出からしてこれは……。
いちごちゃんにKISSしてます?

海外からやってきた美少女転校生に気に入られた冴えない男が、アメリカではフツウだよ? みたいな流れでほっぺちゅーされる場面って、男女モノのハーレム作品ではわりとよくあるイベントだったりするのは知ってます。
知っていたというのに、どうして今までその発想がなかったのか。
そうかそういう方向なら一般向け作品でも描けてしまうのか……?
いや、接触があったと決まったわけではないんですけど。
今回ばかりは見間違いや妄想ではなさそうなので、全く穏やかじゃないですね……。

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