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2013年6月22日 (土)

アイカツ!第36話『トライスターテイクオフ☆』の感想

やっぱり蘭ちゃんトライスターでやっていける気がしないよ……?

幼い頃から芸能活動をしてきただけにアイドル活動に必要な能力はおおむね備わっており、生真面目な性格のおかげで自身の欠点にもおそらく敏感で、それを克服してきたと思われ、他の一般的なアイドルより育っているようなところが多々あるんでしょうけど、それはあくまで努力による積み重ねの力。
同等の努力に加えて飛びぬけた才能のあるトライスターの二人には全く及ばず。

人並以上に努力ができるだけの叩き上げの凡人が、伝説級のアイドルに付いていけるものだろうか。
蘭ちゃんの涙ぐましい努力によってなんとかデビューライブはギリギリで成功しましたけど、厳しすぎるでしょうあのユニット。
リーダーがアイドルの鬼だからなー。

かえでちゃんが蘭ちゃんをどう見ているかはまだほとんどわからないですけど。
美月ちゃんは蘭ちゃんがどういう心境にあるか気付いているようなのに、一言ですら助けようとは微塵もしない。
仕事中だったらプロとしての義務で華麗に助けるんでしょうけど、仕事以外の場では一切手を出さず、自ら這い上がってくるのを見守るのみ。
この非情さ、彼女らしいといえばらしいですが……。
ここで付いてこられないようならトライスターには必要ないってことでしょうかね。

蘭ちゃんはまだトップアイドルとしての活動を始めたばかりなので、その忙しさや環境に慣れていないために余裕がないからきついってのもあるんでしょうけど。
慣れるまでもつのか? というかなり危うい状況に見えます。
ユニット仲間には頼れない孤独の中、寮に帰ることはもうできず、大好きないちあおとはメールのやりとりをする暇すらろくにない。
メール着信時の差出人の名前を見るだけで笑顔がこぼれるぐらいのおくすりなのに……。
もういちあおが蘭ちゃんのマネージャーになるしか……!

そんな辛い状況にあっても仕事とあれば美月ちゃんに認められたプロ意識を見せ、
映像を観た親友にすら本心を悟らせない、表向きの笑顔を作る技術が痛々しい蘭ちゃんです。
そのときの気分がどうであれ、要求通りの顔を作らなければならないモデル業で養われたものでしょうか。
いくらうまくてもせめていちあおには気付いて欲しいところ。

それにしてもトライスター。
デビューライブをスタジアムでってのはいいとしても。
一曲だけ……ですよね?
一曲のためだけにスタジアム。さらには前日発表で満員って。
やるほうもやるほうだけど、客も大概だな……。
まあでも、元々トップクラスのアイドルが二人もいるんだから埋まるは埋まるか。
そしてそういう意味でも一人だけ浮いてる蘭ちゃん。
もしも選抜オーディションでかえでちゃんが飛び入り参加してなかったらトップクラスのアイドルは一人だったわけで。
美月さん凄い! 私たちも頑張らなきゃ!
って選抜された二人で支えあっていたんでしょうけどね。
しかし現状は、
二人とも凄い! あたしが足を引っ張らないようにしないと!
だから、蘭ちゃんが自分をひたすら追い込む流れになっているわけで。
他の作品だったらどう見てもプレッシャーと過労で潰れる流れですよね~。

月影さん経由でいちあおの差し入れがちゃんと届いただけまだ救いがあるとはいえ、それでも心身ともに回復はしきらないでしょう。
いくらおいしいのりを食べても神経は依然ペリペリしちゃうよね。
いちあおの差し入れはなんだか故郷に置いてきた恋人からのそれみたいです。

いち子・あおえ「蘭、がんばってけろ」
蘭吾作「おう、おらやってみせるだよ(力ない笑顔)」

蘭ちゃんがいなくても濃厚ないちあお描写に気を取られがちですが、
今回はなんと制服が夏服に!
あとトレーニングウェアも新しくなりましたよね?
夏服はなんだかセーラー服みたいなデザインになり、
トレーニングウェアのほうは腕と脚の露出が尋常じゃなく穏やかじゃない。

ライブシーン直前。
カードをアイカツ筐体(仮)にセットするとき、誰もボトムスのところにカードをセットしなかったので、一瞬スカートをはかないで出るのかと思ってしまったけれど。
一枚がワンピースなだけだったぜ☆

お話の内容的に、違う曲を使うとおかしくなるので仕方がないんですけど。
四週連続同じ曲というのはどうにかならなかったのかと、思ってしまいますな。
いや、いい曲だとは思いますし、歌い手の組み合わせなども違いますが、そういう問題ではなく。

ちなみに今度出るミニアルバムは予約しました! 楽しみ!
ミニアルバムのトライスターの曲の歌い手の組み合わせは、何か今後の話に影響するものなんでしょうかね?
仮にそうだとすると喜んでいいものかどうか。
メンバー交代する理由にもよりますから……。

スターライト学園って事務所も兼ねているんだろうなっていうのは今までも思ってはいたんですけど、学園長がプロデュースもしているってことが、今回ははっきり描かれていましたね。
今回はかなりハードな、下手すれば関わったアイドルが潰れかねないほどの、試練のようなスケジュールを学園長の意向で組んだようです。
ジョニーも軽く引いてましたね。
とはいえ付いていけなかったのは蘭ちゃんだけで、美月ちゃんとかえでちゃんは全く問題なかった模様。
なので学園長のやり方が間違いかといえばそうではないのかもしれなくて。
ただ、蘭ちゃんには合わない可能性が強く。
合わないアイドルにも無理を強いてしまうような高みの目指し方。
その正反対に位置するスタンスとして、マスカレードのミヤがあるのかなーなどと思ったり。

今回の学園長の辣腕を見て、なんとなくマスカレードが短期間で活動を終えた理由が見えてきたような気がしなくもなくもないんですよ。
ヒメとミヤの理想の違いというか、到達点の理想だけでなく、そこまでの目指し方の理想も違っていたんじゃないかなーと。
エンターテイナーの極みとしての、客のためのアイドルをひたすら求めるヒメと。
アイドルだって一人の女の子だと、個人の様々な面を大事にするミヤ。
そんな感じだったらと仮定すると、今回の蘭ちゃんのような使い方は、ミヤだったら絶対に許さなかったでしょうね。
まあこれはあくまで想像に過ぎませんけど。
アイドルは恋愛禁止、という考え方がまだ「一応」残っていることが以前明かされた世界設定にもかかわらず、元トップアイドルが結婚して家庭を持っていることが描かれているのは何か意味があるんじゃないかと。
ましてやその人物が現アイドルの主人公の母親であるならば……。
いや、なに言ってるんですか自分?
りんごさんがミヤだって決まったわけじゃないですよ? ん?

仮に、仮にですけど。
星宮ママがミヤだったとすると図式はこんな感じになるんじゃないだろうか。
美月=学園長(ヒメ)
いちご=りんご(ミヤ)
理想を同じくするアイドルは誰かということで。

上記のような見方をしてみると。
今後、美月ちゃんといちごちゃんがライバル関係になったとき、それはマスカレードのそれぞれの理想を継いだ、対局に位置する二つのトップアイドルが高みを目指しあうという形になるかもしれず、なかなかこれは熾烈な争いになりそうです。
とはいえ別にどっちのやり方が正しいとか優劣をつける必要はないと思いますし、どちらもトップでいられる作風でもあるので、あまり争いというイメージにはならないでしょうけどね。

まあほんと、ただの想像に過ぎないですけど。

学園長「スターライト学園をゆるぎない存在にするため、ユニットをもう一つ作ります」

いちあおもユニット結成とな!
メンバーは二人だけなのか、それとも他に一人以上入るのか。

学園長みずから入るっていう可能性も……。
その場合、デビュー前の特訓で腰を痛めて解散のおそれがあり。
デビュー前に解散という前代未聞のユニットを世間に知らしめ、ある意味スターライト学園はゆるぎないネタ事務所になってしまいますな。
あはは(乾いた笑い)

次回予告。

蘭ちゃん、笑顔で走る。

なんかうれしいことでもあったんですか?
もしくは、もうどうにでもなーれ的な……(いやいや……)

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