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2013年6月15日 (土)

アイカツ!第35話『涙の星』の感想

前回の感想で考慮し忘れていた結果となって、かなりへこみ中であります。
蘭たんらぶゆーです(´;ω;`)
てっきり選ばれるのはいちごちゃんかあおいちゃんだろうなと思い込んでいたので、蘭ちゃんのことは全く頭にありませんでした。
いちあおのどちらかが別れるならあの二人は完全に別れるはずがないので、これからもどちらかのそばにいる蘭ちゃんを交えてたびたび三人一緒の時間が描かれるのだろうなと安心していたというのに、選ばれたのは蘭ちゃん……だと……。

オーディションの合間に普段と同じく楽しげなやりとりが挟まれるも、ひとつひとつの言動が確実に別れに向かっていることを感じさせる作りでとても切ない。

でもトライスターは出たばかりのかえでちゃんも含まれるユニットなので、これっきり出番が少なくなるなんてことはないと思いますし?
それにアニメの始めの方から一緒で、オープニングや各話でもずっといちあおの二人と一緒に描かれてきた子なので、これで本当にお別れってことはないと、思うんです、けど。

それだけに、別れを描くにはこれ以上ない関係ともいえるわけで……ぐぬぬ。

あ、ヒカリちゃん一瞬だけどまた出ましたね、すごい。
ツチノコ並のレアキャラなのに。

個人的には「不満」は無いものの「不安」な結果となったトライスター選抜オーディション。
数話引っ張っただけあって、その結果は自分としては意外なものになりました。

以前、美月ちゃんがいちごちゃんに言った、
将来組む相手をさがしている、それはあなたかもしれない云々――
の「将来」は、今ではなく、まだずっと先の将来だったようで。

高いプロ意識があって一人でもやっていける人物が選ばれたというのはわかります。
いちごちゃんとあおいちゃんは職業アイドルとしてはなりきれていない、いまだ成長途中の域を出ていないところがあるように見えますので。
一方蘭ちゃんはどうかというと、

蘭「これで二度目なんだ。親友と別れるの」

という最後あたりのセリフが、特に印象的に感じられました。
なんというか、別れに対しての考えが人一倍深かったんだろうなという感じで。
今回のライブのアピール時に蘭ちゃんが特別優しい笑顔をしていたのは、二度目の別れは最高のステージで迎えたいという覚悟の表れだったのかもしれない。
別れの辛さを知る者が、それでもなお高みを目指すために限界を超えるステージを作り上げる姿。
そんな蘭ちゃんを見て、美月ちゃんは他の二人には無い特別なものを感じたのかも。
高みを目指したゆえに孤独になったのは美月ちゃんも同じですもんね。

かつて自分もした覚悟を蘭ちゃんから感じ取った美月ちゃんが、今のこの子なら同じ理想を歩いていけると確信したから、それが茨の道であることを知りつつも手を差し伸べた。
そんなふうにも見えなくもなくも。
茨の道を歩むパートナーとしては、いちあおはまだ幼すぎるのかもしれないですね。

しかし眠れない夜に枕を持っていちあおの部屋に来てしまうような子が、あのタフガールユニットの中でやっていけるものだろうか……タフさでいうならいちごちゃん一択だったんですけど。
それにトライスターの他の二人と比べると能力的に見劣りするような気もするんですけど。
モデルの技術に関しては一日の長があるのかな。

普通こういう、多数の人気キャラがいる作品で「勝負」が描かれると、観ている人も「勝った方」「負けた方」で語りがちで、なんで自分が贔屓してるあの子が負けたんだよ! みたいな不満が少なからず、誰しも出るんじゃないかと思うのです。
かくいう自分も他作品ではそういう不満を抱いた経験があり。

しかしこのアイカツではまったく勝ち負けで見ていないところが面白いです。
誰が勝っても負けてもいいけれど、蘭ちゃんだけはそっち行ったらいけない!
って本気で思っていたりするという。
現状のトライスターのメンバーが蘭ちゃんにとって、友達はおろか、知り合いと呼ぶにもあやしい関係だからってのもありますけどね。
いちあおのどちらかでなくても、たとえばユリカちゃんあたりの親しい人が一緒に入っていればずいぶん印象が違ったんじゃないかと思います。
そこも別れを演出するにはうまかったんじゃないでしょうか。
既存のキャラを落としても違和感がないほど能力が優秀な新キャラを出して間もなくの頃でなければやりにくいお話だったかと思いますし。

残ったいちごちゃんとあおいちゃんは二人だけでも十分やっていけそうなのがまた辛い。
蘭ちゃんがいなくてもいくらでもお話を作れてしまいそうなのです。
31話のWake up my musicのステージは、二代目マスカレードはこの組み合わせしかありえないだろうと確信させるような抜群の見栄えを誇っておりました。
あのステージは何度観ても惚れ惚れする完成度です……。

今回は自分を慰めるために書いたような感想になりました。
ある意味、悲観的な内容になっておりますけれども。
でもこれからも、蘭ちゃんがいちあおと仲良くする場面がたくさん描かれたらいいですね。
そうなる可能性は、この作品だから十分にありますし。

次回予告。

学園長「紫吹はもう、この寮には帰ってこないわ!」

おりひめはこのブログのかんりにんに9999のダメージをあたえた。

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