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2013年4月27日 (土)

アイカツ!第28話『美月とスッポン』の感想

前回からの続きのお話だというのにサブタイトルが「美月とスッポン」という謎の回。
予告を見た時点では内容がまったく予想できなかったのですが、フレッシュガールズカップの結末だけでなく、いろいろあっていい回でしたね。
初っ端からユリ蘭のファンサービスもありましたし。
いちごちゃんたちの準決勝進出を祝う会にて、ユリカ様が蘭さんにおデレになられるという。
毎度のことではありますが、蘭ちゃんは鈍感主人公の才能がありますなあ。
え、なんだって?
とか聞き返し始めたら鈍感ラブコメの始まりの狼煙ですよまったく。
これからもそんな感じでお願いします!!!

準決勝を翌日に控えた夜のこと。
ベッドに入るも眠れないいちごちゃんとあおいちゃんの部屋に、蘭ちゃんがノック。

蘭「来ちゃった(要約)」

枕まで持ってくるあからさまなお泊りモードとは……。
極めて大切なステージが翌日にあってもうみんな寝ているはずの時間に、自分が眠れないからって同じ寮の友達の部屋の前までやって来て、友達の安眠を妨害してしまうことと自身の寂しさを天秤にかけた(かどうかもわかりませんが)結果、寂しいから起こすという攻めの姿勢を見せる蘭ちゃんは萌えキャラの鑑。

そんな美しき刃のあまりのいじらしさにあおい姐さんたまらず激写。三ノ輪フラッシュ!
撮った写真はアイカツフォルダの中の、蘭フォルダの中の、赤面フォルダに保存だそうです。
分類の細かさが穏やかじゃない。
この分だといちごフォルダはもう手遅れなことになって……。
美月ちゃんに売ったら300万くらいで買ってくれそうな枚数になってるんじゃないでしょうか。
ただしR18フォルダだけは倫理的にまずいので個人的に楽しんでいるとか。
倫理ってなんだっけ。

ところで美しき刃って「美刃」って略すと「びじん(美人)」って読めますね。
容姿だけなら可愛いというより美人であろう蘭ちゃんにはぴったりですが、まあ偶然でしょう。

準決勝ではあおいちゃんと蘭ちゃんが失格。
やっぱり蘭ちゃんだった。となぜかほっこりしてしまいますが。
その構図から、寂しがりやな蘭ちゃんがあおいちゃんを道連れにしたように見えなくもなくもない。
決勝がいちごちゃんと美月ちゃんの一騎打ちになるのは順当ですな。

一人だけ勝ち上がる仲間に過度に嫉妬したりしないのがこの作品のらしいところ。
負けた二人は悔しいという気持ちは隠さないながらも、いちごちゃんが勝って嬉しい気持ちもあることを揃って伝える。

人間の心の状態って一言で表せるほど単純じゃないから、相容れないように思える複数の気持ちが同居していることってざらにありますよね。
どれが本当の気持ちなのかと自分自身を疑ってしまうぐらいに。
それを無理に処理しようとせず、どの気持ちも自分のものであると認められるというのは、中学生らしからぬ老成ぶり。
彼女たちはたぶん600歳のユリカちゃんより遥かに大人なんじゃないでしょうか。
大変だ、600歳が自称であることがバレてしまう(棒)

回想にて、二人の敗因についてのお話が。

あおい「私は過去のデータを気にしすぎて、決勝まで力を残しておかなきゃって、思ってしまった」

あおいちゃんは珍しく負けたものの、全力を出していなかったから、のようで。
一方、蘭ちゃんは。

蘭「私が失敗したのは落ち着いていこうと思いすぎて、なんだかはじけられなかったのと」
蘭「なんか……気になったからな」

二人が気になって気が散ってしまった、とのこと。
蘭ちゃん。ついに負けを人のせいにし始める。

というわけでは断じてないのでしょうが。
蘭ちゃんは二人のことが大好きで仕方がない模様。
蘭ちゃんのスペシャルアピールが段々とあざとい方向に進化しております。

決勝前の特訓が人間モグラ叩きというハードなアイカツ。

モグラに扮して穴から頭を出すのはあおいちゃんと蘭ちゃん。
ハンマーで叩くのはいちごちゃん。
どういう流れでこれをしようという話になったのか。

ピコピコハンマーだから痛くはないんでしょうけど、変わった特訓をするにしてもあまりにも独創的すぎるというか……初見ではイメージ映像だと思ってました。
でも、出る杭を打つのが勝者のいちごちゃんで、打たれるのが敗者二人というのはちょっとこの作品のジョークにしてはブラック気味なので、ねーなと思い直しましたけど。
出る杭を打つのは美月ちゃんの趣味ですもんね。
えっ。

決勝が始まる直前。
いちごちゃんを前にして、言いたいことがある、と美月ちゃん。

美月「私はね。このフレッシュガールズカップを通じて、将来組む相手を探しているの」
美月「それはあなたかもしれない。だから全ての力を見せて欲しい」
いちご「はい。私はスッポンです」

伴侶を選ぶための舞踏会だから厳しいルールにしたのか。
私欲のために新入生の心を折ることをためらわない。
美月ちゃんはアイドルの鬼や……。

決勝中。
気になっていたアピールについての情報がいくつか。
アピールは何回か行われ、

一回目は前回と同じ、地味めなアピール。
二回目は派手なアピール。これはスペシャルアピールだとわかりやすいです。
三回目も同様ですが、もしかしていちごちゃんは出してない?
そして四回目は、指示は出ていないのに美月ちゃんがアピールを出す。

結果はいちごちゃんの二位。これはまあ当然というか仕方がなく。
美月ちゃんは規格外すぎる。

いちごちゃんが三回出したかどうかは確認できないものの、手加減などなしで全力で当たったであろう美月ちゃんが自身の上限である四回のアピールを出していることから考えると、最初の地味なやつもスペシャルアピールの一種という解釈でよさそうです。
彼女が全力を出すなら三回で止める理由はないので、アピールが計四回であるなら、つまりそういうことなんでしょう。
ということは、やはり今回のフレッシュガールズカップはスペシャルアピールを三回出さなければならないということで、新入生にはそもそもかなり厳しいルールだったってことか。

もしかするとスペシャルアピールと一口に言っても難易度が様々あって、低難易度のスペシャルアピールの場合は新入生でもわりと早い段階で三回出せてしまったりするのかもしれない。
さくらちゃんは歌舞伎の生まれで下地があるから、すぐにアピールを出せるようになるなど他の新入生よりも比較的有利だったのではと思いますが。
それでも厳しいですわな。
三回はおろか、恐らくは一回もアピールを出せないまま散っていった子がたくさんいると思われ……。
ファンに楽しんでもらうための新ルール、という建前があるとはいえ。
美月ちゃんえげつねえな。

決勝戦が行われた夜。
眠れなくてこっそりベッドを抜け出して、夜風にあたりに出るいちごちゃん。
そのすぐ後にあおいちゃんも目を開けて、いちごちゃんのベッドに書き置きを残す。

「おやすみいちご。話したい時はなんでも聞くからね」

……これにはどういう意図があるんでしょう?

ルームメイトがすでに寝ているからって起こさないように気を使って、こっそり出て行くようなまねはするな。
他の女のところに行くくらいなら遠慮なく起こせよ!

という正妻からのメッセージだと自分は受け取ったんですが。
個人的に好きな場面だったりはしたものの、解釈にはあまり自信がないです。
もしかしたらこれはこの後の場面と絡めて、あおいちゃんは何があろうとずっといちごちゃんのパートナーですよ、という公式からのあおいち推しメッセージなのか……?

実際すごいですもんね、いちごちゃんとあおいちゃんの友情描写。
心と体、両方の触れ合いが穏やかじゃないレベルで描かれているから、いち蘭派だった自分もそのせいで三角関係派になったぐらいですし。

夜空の下で星と月の二人は密会。
いちごちゃんのせいで眠れなかったと美月ちゃんは言う。
夜も眠れないほどの熱い気持ちが二人の中にあって穏やかじゃなさすぎる。

今すぐ私が組む相手じゃない、と美月ちゃんは前置きしながらも。
「けれどスッポンのように、このまま私に食らいついてこられるなら、星宮いちご。あなたは太陽になれるかもしれない」

この特別視!
完全にストロベリーにお熱じゃないですか。
超絶トップアイドルにこれだけ期待されるいちごちゃんは大変だナー。

それにしても星と月じゃなくて、太陽と月か。なるほど。
星は月と違ってもっと大きな分類で、太陽だって星のひとつですもんね。
いちごちゃんが太陽になるときが来たら、スター宮じゃなくてサン宮になっちゃうんでしょうか。
いや、星宮サンか。

ただの敬称じゃないですか。

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