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2012年7月11日 (水)

[本]『咲-Saki-』10巻の感想

発売日からけっこう経ってるけど、『咲-Saki-』のコミックス10巻の感想だよっ!

10巻は宮守スペシャルでしたねえ。
宮守チームの魅力を高める場面がふんだんに用意されており、勢い余って熊倉トシさんの入浴シーンまであるという徹底ぶり。
出しちゃうかー、ついにそれをー。
果たしてあれは入浴中である必要があったのかどうか。10巻最大の謎であった。

こんなチープな言葉で言い表すと語弊がありますけれども、これだけの数の「萌えキャラ」をごく短いページ数でちゃんと萌えるように魅せてくるというのは、改めて立先生のキャラ作成能力は凄まじいものがあるなと思いました。
新しく出てくる人物がことごとく魅力的なおかげで好きキャラの浮気は必定必至。ゆえに、いったい自分は誰が好きなのか、わからなくなってきてしまったので、参考までにネットでキャラソートというものをやってみたのでした。
すると上位4人が同率1位で、怜と竜華と、霞さんと姫様でした。
なんというわかりやすさ。
あと塞ちゃんとハッちゃんも同順位だったという。

おい見ろよジョージ。
あれがこの国に蔓延るカプ厨ってやつらしいぜ?

いやはや、描かれるまでわからんもんです。
とにかく10巻は副将戦で描かれる、塞ちゃんのハッちゃんに対する「ガン飛ばし直取り攻め」がたまらなくてですね……。
副将戦は、もはやどんなオカルト能力の前でもブレることがなさそうでほぼ完成形になりつつある、オカルトよりもオカルトな打ち手と進化してしまったデジタル雀士の原村さんや、お姉ちゃん大好きっ子で素直なところがほっこりする癒し系の愛宕妹もよかったんですけど。
相性のせいで力関係が一方的なのに、その事実を頑なに認めようとせず抗おうとするも、結局無駄な抵抗に終わってしまうハッちゃんが、塞ちゃんのペットっぽくて可愛いと思ったんです。
無力なくせに飼い主にやたら牙を剥く頭の悪い小型ペット系の難儀な可愛さよ。
というか、どう表現したら適切になるのかわからないものを今の自分は抱えています。塞初がいったいどういうカップリングなのか、ぜひとも有識者に意見をお聞きしたいところですね……。

ハッちゃんは普段はいつでも余裕しゃくしゃくで誰のことも舐めてかかっているような態度の最上級生だけれど、能力を封じてしまえばただの駄々っ子でしかなかったという。
そんな素のハッちゃんを引き出したのが塞ちゃんの能力でしたが、あの能力って片眼鏡の効果なんですかねぇ。
でもそこまで強力な効果のマジカルアイテムを試合に持ち込むのはまずいと思いますし、あの片眼鏡はただの能力感知アイテム(能力発動を感知すると曇るとか)であって、塞ぐ能力に関しては本人のものだったりするんでしょうか?

知らんけど、塞ちゃんはなんだかだいぶ良い方向に初期の印象を裏切られました。口調は軽いのか重いのか変なのかわからない絶妙なところで。宮守の中では一番喜怒哀楽が(過不足ないという意味で)しっかりした子っぽく、性格的にもさっぱりしていてムードメーカーになれる明るさを持っている様子。
なので、友達になりたい系女子としての印象がすこぶる良く。
もしも作品が違ったなら、主人公(シロ)に選ばれない方のヒロインぐらいにはなれそうな感じです。
おっ、それは人気ポジションですね!

対局前にエトペンを蹴ったあとの態度や対局後の物腰など、愛宕妹は性格よさそうですね~。
いやまあ、エトペンを全力で蹴りとばす時点で大問題なんですけど。
大好きな姉に信頼されている末原先輩に素直に憧れてしまうところなんか、たまらなく純粋で愛宕姉の嫁候補じゃないですか。

で、件の末原先輩はというと、色々と頑張っていることは伝わってくるので好感は持てるんですけど、本人が不安がっている通り、大将戦のあのメンツの中でやるのはしんどいですよねぇ。
それはさておき。
回想の中での愛宕妹に対して末原先輩、なんか妙に優しくなかったですか?。
なんやかんやあっても、漫ちゃんを特別目に掛けていることは疑いようもないですし。
そしてゆーこちゃんには特に何もなかったと記憶しているんですが。
もしかして末原先輩って、巨乳ちゃんにだけ優しいとか、ないですかねぇ……。
あるいはさらに「年下の」巨乳ちゃんにだけ優しいとか……。
漫ちゃんのデコに末って書くぐらいですし、好みの娘は片っ端からツバをつけている印象。
やだ末原先輩サイテー……(誤)。

独特な空気を纏っている人物だらけの宮守女子において、最も異質な姉帯さんは本当にでかいですね。
座高だけで胡桃ちゃんの全長ぐらいありそうなのに加えて、複数の強力な能力を持っていて、さらには亜熱帯出身なのかとなんとなく思っていたら、普通に岩手だったという。
それにしても見た目の重さに反して口がちょう軽くて対局中にも逐一喋るので、宮守麻雀部の部活中に胡桃ちゃんから注意されなかったのだろうかと思ったけれど、宮守の部活は楽しく喋りながらやるのが普通だったのかもしれませんね。
少なくとも麻雀素人だったエイスリンが入ってるときは、教えながらやっていたんでしょうし。

それはそれとして霞さんじゅうななさいだ!!!
いずれ劣らぬ美少女揃いの永水女子にあって、お気に入りの美少女をひたすら甘やかしそうな雰囲気を持ったダダ甘美女が大好物な人たちにはたまらないであろうそのおばさ……お姉さん臭。
どうやら霞さんは分家の中では最も姫様に近い血の持ち主らしく、学年がひとつ違うにもかかわらず姫様とは「霞ちゃん」「小蒔ちゃん」と呼び合う仲のようです。霞さんと話すときの姫様が普段どういう口調なのかはまだわからないですけど、たとえば丁寧語だったなら、恋人ほどに近しい仲の年上に対して丁寧語+ちゃん付けってかなり美味しいポイントだと思うのですよね。
残念ながら自分でもまだ曖昧な萌えポイントなので具体例は挙げられないんですが、いずれ百年後ぐらいにでもどこかでわかっていただけるんじゃないかと思います。

ところで姫様もメロンですけど霞さんはスイカなので、和了時には自慢の果物で牌を隠してしまっていますね。
牌を隠す。まさに神隠しならぬパイ隠しである。
おあとがよろしいふんふむ。

ちなみに全国二回戦の結果については、ネットでうっかりネタバレを見てしまったので、なんとなく知ってはおります。
どのチームも魅力的であるがゆえに、どこが敗退するにしてもある程度残念な気持ちになってしまうことは致し方ないことです。
とはいえ清澄を除いた二回戦出場チームが団体戦の試合に出るのは恐らく次の準決勝までかと。
仮に決勝まで行ったとすると清澄と共に三連続で同チームが描かれることになるため、出番を公平に……というわけではないにしても、準決勝でも新たなチームが二組登場することを考慮すれば、それは考えにくいことかなと思います。新たなチームもまたきっと、魅力的に描かれるのでしょうし。
なので二回戦を突破したか否かの違いは、あと一試合出るか出ないかの違いだけだと考えると、本当に問題なのは、今後、試合以外での出番があるかどうか、です。
Sakiという作品は、あるチームあるいはカップリングだけでスピンオフ作品を描いて欲しいと思うようなところが、いくつもありますからね……。
ときどき誰かにスポットが当てられて美味しいお話が描かれる番外編はすでにファンからの要望の激戦区でしょうから、数が多すぎてその全員が描かれることにはちょっと期待できないと思われます。

もったいないお化けが出るぞ――!

そろそろ番外編のみで連載しても大丈夫なぐらい下地ができてますよねえ。
改めて考えるとそれが咲日和なのかな、とも思いますけど。

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