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2012年5月15日 (火)

[アニメ]咲-Saki-阿知賀編第6話『奪回』の感想

松実のお姉ちゃんが悪ガキ三人に囲まれて剥かれそうになる昔の話からスタート。
「剥いて確かめようぜー」
その場面では姉よりしっかりしている妹が助けに入ったことで何事もなく済みましたけれども、先述のセリフや状況がアレなせいで、妹が助けに入った時点でもなお「やめて……私に乱暴する気でしょう? エロ同人みたいに!」みたいなことになるイメージでこの場面を観た人は少なくないかと思うのですが、いかがでしょうか。
え、自分ですか?
子供にいじめられている亀を助ける浦島太郎みたいなエピソードだなあ、と思ったあと。
でもこのケースでの亀はガキどもの方だよなあ……などと。
下ネタを思い浮かべたところで、己に絶望して思考を断絶しました。

あったかいのがいっぱい来る能力だそうな松実姉。ひたすらドラが集まってくる妹の能力と比べればずいぶんと地味ではあるものの、弱点や制約が特にないゆえ汎用性が高い能力みたいですね。実力で活かしきれればかなり強そうです。
そのように、相手との相性がどうであろうと善戦できるものと思われる松実姉の力は、奪われた妹の点棒を取り返すために爆発するかと思いきや、しかし千里山との実力差が大きいせいかはじけきれず。

思わしくないそんな状況をモニターで観て、能力がバレていることに気付く憧と灼。いまだ経験不足な若人ながらも堅実な力を持つであろう二人はさすが聡明ですね。
続けてハルエが「間違いなく相手は知ってるさ」と自信満々に言い切るが、おいハルエ。
この無策ぶりは……なるほど伝説的だ。ザ・レジェンド・オブ・無策。
コーチとしての才はあるかもしれないけれど、監督としての才は絶望的に見える。
阿知賀女子を贔屓にする目で見るなら、ハルエとヒロコ交換してくれよって感じですね。なんなら玄ちゃんも付けるから。お買い得だよ。みたいな。
まあ千里山のが優秀すぎるだけ、なのかもしれませんけど。
それにしたって、ねえ……。

中堅戦。
千里山のセーラは正装にお着替え。
むっ、これは「男の娘」枠がまたひとつ……。
あかん。これは江口セーラはんやない。エロセーラはんや!

憧がテレビに映ると奈良の子供たちが熱烈応援。玄だけでなく憧も人気です。
恐らくは全身からにじみ出ているお姉ちゃんオーラが彼女らを夢中にするのだと思われます。
玄は自然で優しいお姉ちゃんで、憧は計算高くちょっとワルそうなお姉ちゃん。
穏乃はどうなんだろう。
成長しても子供なぐらい子供だから、昔からずっと同格に見られていた可能性がありますかね。
やはり同属を見る目は厳しいのだろうか、奈良の子供たち。

憧の応援は子供たちだけでなく、なんと中学時代の憧の現地妻である初瀬までもがテレビの前に駆けつける。
初瀬ちゃん意外と出番あるね?
小走先輩はあれから一度も出ていないというのに。
これはまさか初×憧のススメ……!
とはいえ出番はあるながらも憧からの扱いはよく考えてみればいまいちな感じで。中学のとき同じ部活に入っていた友達だったという、その情報だけ聞けばそれなりに浅からぬ仲だったのだと受け取ってしまうような関係だったというのに、初瀬ちゃんときたら進学する高校を教えられていなかったという事実があるので、どうやら残念ながら片思いのようです。

能力なしの実力ならば阿知賀で一番らしい憧。さすが計算のできる女。
昔の女に追わせるのもお手のもの、ということでしょうか。
どっかの部長みたいだ。悪い女だねえ。

ただ穏乃は追ってくれなかったので憧ちゃんの方が追っかける形になってしまいましたな。
ずっと一番近くで遊んでいた紛れもない親友なのだから、滅多なことでは切れるはずがないと思い込んでいた関係が、別々の中学に行くだけであっさりと手放されてしまった。
中学が別でもあっちから遊びに誘ってくるはずだったのにー、なんて。
このあたりは憧ちゃんとしても大変な誤算だったのではないでしょうか。
関係を戻すにも自分から連絡すると負けた気分になるからずっと機会をうかがっていたとか。

そんな妄想設定はともかくとしても、憧ちゃんは常に裏がありそうな子ですよね。
なんせ阿知賀女子メンバーの中で唯一ワルそうな顔をする子ですし。
原作コミックス一巻の127pの「この5人でインターハイを目指します!」のコマでもセリフの最後に(笑)が付いているようにも自分には見えますし。
いやまあ、もしかしたら灼もワルい顔ぐらいするのかもしれませんけど。あの子はザ・レジェンド・オブ・無策に惹かれてしまうような純粋な子ですからね……。

どんどんリードを広げていく千里山と比べて、二位以下のチームは平たい点数。
それでも千里山が強いというよりかは、他のチームの実力が足りないって印象なんです。
それについては長野県内の才能の充実ぶりが例外だっただけなんでしょうけど、総合力の抜けた一校がいるからといって早々に二位を取り合う流れになってしまうというのは緊張感があまりなくて、物足りない感じが否めないですね。
二位争いをするならするで、二回戦の時点でもあと一校、設定の語られるチームが入っていたなら印象は大きく変わったかもしれませんけど、まあ時間的な余裕が全くなさそうですし、準決勝とその対戦校のことを考えればそこに焦点を合わせていることは(シリアスエンディングを見ても)明らかなので、二回戦はあくまで最低限の描写をするに留めているのかもしれませんね。

全国レベルの実力を養う序盤の過程を端折って進め、試合に入ったあとも爆発しそうな場面で不完全燃焼気味に終わらせてしまう。
娯楽作品の作りとしてどうなんだろうと、ちょっと疑問を抱いてしまうような進め方ですが、阿知賀女子の苦戦ぶりについては納得かな、という感じです。
これまでは当たる対戦校の順番も含めて、相手に恵まれてきたから特に苦もなく勝ち進められてきたけれども、全国最強クラスのチームに当たって初めて挫折を目の当たりにしているという阿知賀女子。
千里山は分析能力が特に強力な印象がありますけど、それがなくても、憧が苦戦しているところを見ると単純な実力差が大きいんでしょう。
阿知賀女子は別に天才集団ではなかったということですね。
一部の能力が強力でも、どちらかといえばやはり凡人の集まりに近いようで。
レジェンドも無策のようですし、正直なところ阿知賀女子がこの先も勝ち進んでいけるとは到底思えないのですが、なにか切り札でもあるんですかねえ。
少なくとも今のままではとても決勝レベルの戦力ではありませんし、万が一決勝に行けたとしてもかなりの場違い感が漂うことは必至です。
なにかしら強力な能力を温存しているのでなければ策があったところでどうにかなるレベルとも思えず……。

阿知賀編は準決勝の先鋒で終わってしまうのでは、との見方をネットでチラ見したのですが、そんな終わり方するかぁ? と思う一方で、阿知賀編そのものが照姉のかませ犬なのでは、という予感もしてきました。
全国の高校生の中でのナンバーワンの打ち手といったら、その上がないだけに力の程を計りようがなく、ナンバーツーとは比べものにならない、あるいは数倍の力を持っていたところでおかしくはないわけです。
そんな選手のいるチームを相手にするなら、全国でも屈指の総合力を持つ千里山でも厳しく、できたばかりのニワカ麻雀部の戦力じゃとても相手にならないですもんね。
よもや小走先輩の真の能力はかませ犬の呪いなのか。

ニワカは相手にならんよ――
     「コンビニ前」より コバシリ=ヤエ

それは阿知賀編を集約する至言という名の呪いであった。
彼女の呪いを解く力を、果たして灼か穏乃が持っているのかどうか……。
最後の砦である穏乃が「逆境に強い」能力持ちだったらなんとかなるかもしれませんが。
ところでそれは池田とどう違うんだい?
おっと華菜ちゃんだってバカにしたもんじゃないんだぜ。
苦しいときほど強くなる華菜ちゃんに主人公補正が合わさったら最強じゃないか!!!

いやあ、ほんとどうなるんでしょうかねえ。
どういう締め方になるのか、ちょっと想像もつかなくなってきたなー。

放送後の提供画面でタブレットPCをいじるヒロコ。
その画面に映っているのはセーラの女装姿であった。
これはぜひ咲ちゃんとのフリッフリの女装ツーショットを見たいところですね……。

今回も安定の千里山膝枕女子。怜さんと竜華さんでした。
あの子たちは最初から最後まで膝枕してたよ。
なぜ怜は横になっているのか?
病弱だから?
否。そこに竜華の膝枕があるからさ。みたいな。

竜華のスカートには怜の髪の毛の匂いがバッチリ付いてそうですね。
たとえば二人の髪の香りが一緒であるなら、ああ同じシャンプーを使っているんだなで済ませられるところでしょうが。
一方の髪の香りがもう一方のスカートから香るというのは、いったいどういう関係なんだい。

というか実際、溺愛してますよねあれ。
チーム内の二人があれだけ愛しあってるんだから千里山が強いのも道理ですよねぇ。
だって愛は……人を強くするんだもの!(吐血)

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