« [本]『咲-Saki-』(9)と『阿知賀編』(1)と『咲日和』(1) | トップページ | [アニメ]咲-Saki-阿知賀編第2話『始動』の感想 »

2012年4月12日 (木)

[アニメ]咲-Saki-阿知賀編第1話『邂逅』の感想

さて始まりましたアニメ版の阿知賀編でございます。
にしてもやはり友情や愛情を深め合うキャッキャウフフ的な場面はほぼ省略という不思議な高速度。
原作通りなので手堅い作りではありますが、それだけに展開チョッパヤですね。

まあそれは置いといて。

阿知賀編ってタイトルもさることながら、人物の名前が難しめだと思うんです。
音で聞く分には問題ないとはいえ、なかなか馴染みのない字と音の組み合わせというか。

・穏乃(ジョージ)
・憧(ミューズ)
・玄(ヴァンダム)

なんせこんなですもん。いや嘘ですごめんなさい。
でも今後出てくる三人は本当にさらにあれだと思います。

・宥(ゆう)
・灼(あらた)
・怜(とき)

パソコンで入力する際、辞書登録とかしない自分にとっては出しづらい漢字だなあと難儀しつつ、感想のようなものをゆるゆる綴る自分でありました。
阿知賀編原作コミックスの一巻範囲内のネタバレはしてしまうかもしれないので、ネタバレを見たくない場合は気をつけていただければと思います。

和は小学生時代に初めて阿知賀こども麻雀クラブで遊ぶことになるわけですが。
和と同じく小学生の穏乃と憧はクラブの中で二位三位の強さであり、最大の実力者は中等部一年の玄であるとのこと。
さっそく呼ばれて来た玄と和が対局するも、クラブナンバーワンの玄の実力は……。

ドラを独占する能力、というのは確かにどう考えても強力なんですけど。
今回のこれって和いわく、半荘一回のオーラスまで一度もドラを見かけていないということは、そのあいだ玄が一度もアガっていないということですよね?
しかも流局があったとするなら、その際にもテンパイすらしていないという。
東四局、南三局、+αの間に一度も手牌を見せる機会がなかったというのは、いくらクラブ中最強という事実があっても、この時点での実力は相当低そうです。
それともたまたま運が悪かっただけなんでしょうか。
このとき玄さん中学一年生。
穏乃たちが高校に上がるまでは四年もあるので、実力を高める時間はあるといえばあるんですけど……。
でも阿知賀女子の五人が揃うのは穏乃が中三になった年の九月のことなので、同レベルの相手すらろくにいないそれまでの環境では特別な向上は期待できないと思われますし、そこから全国を目指すとなると本格的に実力を高められる時間はもう一年も残っていないという。

穏乃と憧は小学生の時点だと玄よりも下の実力ということになってますし。
のちに加わる二人も結構な経験者ではあるもののブランクがあり。
つまりは凡人レベルもしくは以下の実力しか持っていなかった子たちが一年未満で、一年どころではなく中学以前から鍛え上げられてきた当面のライバルである県内の麻雀強豪校の撃破を目指し、果ては全国優勝まで狙いにいくという無謀さです。
どれだけ激しい特訓を受ければそこまでの実力に達するものか?

とはいえこの先も原作通りに進んで行くのであれば、壁らしい壁もなく極めて順調に進んでいくわけなんですけれども、その辺りの順調さをそのまま受け取ると、阿知賀女子のメンバーって実はかなりの天才集団なんじゃないかとも思ったり。
今まではあくまで遊びとしてやっていたから、あるいは本気でやる必要性が薄かったから伸び悩んでいたとか?
いやでも、あの伸び方は阿知賀のレジェンド効果、と考えるのが妥当なのかなぁ。
コーチの優秀さで伸びてるっていう描写も原作にありますもんね。

エンディングで流れるオープニングのあと、穏乃に手紙を書く中学三年生の和。
ペンが左で消しゴムが右。さりげなくのどっちは左利きなんです。すっかり忘れてました。
今回は小さいけどオープニング映像いいですね。歌も好き。
早くフル画面で観たいので次回が楽しみです。

咲-Saki-といえば百合要素も期待されるところですけれども。
個人的に最も期待している百合的な関係は、オープニングでも特徴的な場面のある千里山女子の二人だったりして。
それと晩成高校の初瀬と小走先輩もよさそうですけど、この二人は出番がなさそうなので……。

メイン六人についてはどうかというと、友情関連で美味しそうなイベントの大部分が端折られているせいか、自分が現時点で持ってる情報だと、どうもまだピンと来ないんですよねぇ。あくまでも今のところは、ですけど。
初回から仲のよさがわかりやすい穏乃と憧にしても、別々の中学に上がってからは疎遠になってしまうぐらい拘りの見られない関係なので、仲のいい友達ではあってもそれ以上の特別なつながりは感じませんし。
灼のレジェンド萌えは比較的ハッキリしてますけど、やっぱりそういった描写がどうにも少なくてですね。
松実姉妹はなんとなく百合的に美味しそうな気配はあるんですけど、どちらかといえば姉の交友関係のほうが美味しそうな感じなので、モブっ娘じゃ出番ねーよって感じでやっぱりぐぬぬ……。

まあアニメで追加される部分もけっこうあるでしょうし、その辺はこれから色々あるのではないかなと思いますね。

ところで松実姉妹といえば、Sakiという作品では姉妹ってそれなりに珍しかったりします。
本編のお話に絡んでくるぐらい重要な姉妹である宮永姉妹を除けば、池田姉妹と愛宕姉妹、それと名前だけの登場としてブルーメンタール姉妹ぐらいなもので(あと誰かいましたっけ?)、宮永姉妹の姉を含めてどれもメインとして出てくる人物ではないので、主要な登場人物として姉妹両方が描かれるのは阿知賀編が初めてということになります。
だからどうしたと言われてもどうもしないんですけど……。

|

« [本]『咲-Saki-』(9)と『阿知賀編』(1)と『咲日和』(1) | トップページ | [アニメ]咲-Saki-阿知賀編第2話『始動』の感想 »