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2011年6月 4日 (土)

シュタインズ・ゲート 円環連鎖のウロボロス

アニメのシュタインズゲートが気に入った上に、第9話の引きがめちゃくちゃかっこよくて痺れたので、原作への興味が俄然高まって、小説版である『円環連鎖のウロボロス』を全二冊購入。
XBOX360ユーザーなのにどうして原作ゲームじゃないのかって?
それはね。アドベンチャーゲームが苦手っていうのもあるんだけど、たまたま本で小説が読みたい気分だったからなんだ。購入前に調べたら、小説版の評判も上々だったのでね。

ただ、この選択には懸念もあった。
なにしろ自分は小説を読むのがとても遅く、期待して買った小説であっても読み終えることはほとんどないという、買っただけで満足してしまうような人間だからだ。もったいない。
そして件の小説といえば、二冊合わせて約1500ページという大ボリューム。通常の文庫本なら五冊ぐらいになるページ数であり、通常の文庫本を一冊読むのも大変な自分は、仮にちびちび読み進められたとしても、果たして読み終えられる日など来るのだろうかと、遠い目をしてしまうようなページ数である。一冊が重い。物理的な意味で。

とはいえさすがの自分でも一度も開かないまま放置ということは無いので、とりあえず一冊目を開いて、序盤だけでも読んでみることにした。
二冊目を読了したのは、それから三日目のことである。

信じられない。まさかの読了。
1500ページを、あの自分が、たった三日で、驚異的なスピード……!
あまりにも熱中していて、ページを焼くような熱視線が止められなかった。
面白いと感じた小説はこれまでいくつもあったけれど、これほどまでに時間を忘れて、疲れを感じることもなしに読みふけった小説は初めてかもしれない。
地の文は主人公の一人称。そして2ch的な言い回しがよく出てくるところが肌に合ったというのもあって、非常に読みやすかった。
題材が題材なので科学的な難しい話が多数出てくるけれど、その話があった直後に噛み砕いてわかりやすく説明してくれる部分がちゃんと用意されているので、長考によってページを繰る指を止めてしまうような理解しにくい場面がほとんどなく、ノンストップで読み進められる。ゆえに休憩をとることも忘れて一気に読んでしまう。その結果が自分である。すごい。シュタゲすごい。

小説版は原作ゲームとは展開がところどころ違うとの話なので、この本だけでシュタインズゲートという作品を語るのはやめておいた方がいいみたいだけど。
原作を知らずとも、この本を読むだけで極上の時間を味わえた人物がいたというのは、紛れもない事実。

約1500ページを一気に読まされた感動と興奮。
これに映像と音の演出が加わるとどうなるものか。
ああ……つぎはダブルパックだ……。という気分であります。

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