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2009年8月の6件の記事

2009年8月28日 (金)

吉夢か悪夢かドリームクラブ

ただのキャバクラゲーだと思っていたのであくまで観賞用として購入した『ドリームクラブ』が意外にちゃんとした恋愛シミュレーションゲームっぽい作りになってて嬉しい誤算。
お店での会話内容も「たぶんパターン少なくて何度も同じ会話を見ることになるんだろうなー」などと思っていたら、ほどほどに(一回の来店で二回ぐらい)話していった場合には1プレイ中同じ会話を一切見ずに進められるぐらいの会話内容が用意されていることに驚いたね。

プレイ開始してしばらくは、「やっちゃった感あふれる」設定から出オチ系ゲームをやっている気分であったので、果たしてこのホストガールたちの「見た目以外」を可愛いと思えるものだろうか……などと思っていたけれど、来店ごとに違う話が聞ける作りのおかげで徐々にホストガールの事情を知っていくことができ、気付けば可愛く思えているという、彼女たちの容姿がどうであれ魅力を引き出すことができそうなゲーム内容であった。
発売前のイメージはまんまアイドルマスターだったけど、実際にはときめきメモリアルとかに近い感触だなぁ。

で、自分の進行状況。

一周目(初回プレイ)は「みお」メインで進めるも、途中で他の娘に浮気したため日数が足りなくなってバッドエンド。
男達が歌うメインテーマが辛すぎる。

二周目は、金やアルコール耐性や持ち物などを引き継げることが判明したので、三周目のためにひたすら金を稼ぐことにした。
それと、カラオケモードでリクエストできる曲は、各ホストガールに持ち歌を一回歌ってもらわないと増えない作りになっているので、金を稼ぐついでにそれぞれ一回ずつ歌ってもらって全ての曲を回収。どうやら好感度が低い状態だと歌ってもらえる確率が低くなってしまうようで、なかなか歌ってもらえないのが困ったものだ。
金は上限である999999まで貯めて、予定どおり二回目のバッドエンド。
男達が歌うメインテーマが辛すぎる。

三周目は「亜麻音」を本気でクリアしようと最初からフルスロットル。
金に糸目をつけないことで好感度はハイペースで上がっていき、すぐに上限に達した。
これは楽勝だな。そう思った。
様々なイベントをこなし、欲しいものは全て買い与え、半年経った6月の後半。
予定よりもずっと早く三周目は終わりを迎えた。
最終的に、彼女は「好きではない」お見合い相手と結婚してしまった。

…………っ。

このゲームは設定変更不可のオートセーブなのでリセットしても意味がない。
頻繁に入るそのオートセーブの待ち時間。加えてやや長いロード時間。それらは許容できないという程ではなく、それ以外のテンポに関してはいい方ではあるが、始めからやり直すとなれば容易なことではない。
そんな中で、進め方を間違えれば、条件を揃えられなければ、ノーマルエンドという名のバッドエンドを迎えてしまう難易度とは。
いろんな相談に乗ったことで慕ってくれるようになった彼女のことを、店の子でありながら「可愛いな」と思うようになってきた頃にこのやりきれないエンディング……正直、ショックだった……。
ハッピーエンドの実績が解除されていないのでちゃんとしたエンディングは別にあるようだが、自分としてはうまくやってきたつもりなのだからどこをどう間違えたかなんててんで見当もつかない。

まさか日用品セットとやらが売っているのを気付かなくて、渡すのが数ヶ月遅れてしまったせいだろうか……。

四周目。その日用品セットを、話題が出たらすぐに買って・渡すことを忘れないようにして三周目と同じように進めてみた。
すると日用品セットを渡した後日に起こるイベントは、終わり方に強く影響を与えそうな内容であった。
もう確信したね。
これでハッピーエンドにならなかったら攻略情報待ちだなぁ、ハハハ……と、軽い絶望を抱えながら進めていると、最後のほうのイベントに明らかな変化が見られた。
そして六月の後半。亜麻音タンに誕生日プレゼントを渡した日に、ようやくハッピーエンドを迎えることができた。
短いが、なかなかいいエンディングであった。
亜麻音タンの本名も明かされたし。
……本名!? あれは源氏名だったのか……。

ああ、ああ!
それにしてもすっきりしたし興奮したね! あのままじゃ眠れもしないところだった!
やっぱり求められたキーアイテムを遅れずに渡すことが重要だったんだって!!!
亜麻音タンのキーアイテムは二つ。店での会話でそれに関する話題が出たあとにショッピングすれば簡単に購入できる物。
ポイントさえわかってしまえば難易度が高いなんてことは決してなくて。
店での行動は、互いにウイスキー(一番安い)を飲んで、互いに酔ってから「会話」をして重要な会話を起こすだけ。
プレゼントなんかしなくても好感度は楽に上がるし、種々の選択肢を間違えることは好感度以外にはほとんど影響がないみたいだし、タッチイベントはほとんど失敗したけど問題なかったし、カラオケすら一度も頼まなかったよ。
クリアのために注意しなければならない要素はきっと多くないんだ!
ノーマル・バッドエンドなんてそうそう見るもんじゃないんだ!

だとしてもノーマルエンドをあんな感じにするスタッフどうかしている。
ボイスなしでよく喋る主人公の言動もなんと形容したらいいのか。
一般的なギャルゲー主人公をオッサンにしたような性格と言ったらいいのか。
選択肢を選んで好感度が下がる音がしたとき、なんでこのやりとりで好感度下がるんだろう? と不思議に思っていたら最後に必ず余計な一言がついているというダメオヤジっぷり。
それがなければ絶対好感度アップだっただろ……ってやりとりも多いもんだから思わずプレイヤーが突っ込んでしまうぐらいだ。
まあ、そのあたりがまた面白かったりするんだけどね。

ノーマルエンド以上でクリアするとおまけのカラオケ鑑賞モードが出るようで、三周目のクリア時に亜麻音のみが解放された。
衣装を変更したりほろ酔い状態のカラオケも鑑賞できるしカメラの移動もできるのでゲーム中に無理に歌ってもらう必要はないらしい。さすがにスクール水着とかチアガールとかのコスプレはDLC待ちだけど。
あと、色違いのデフォルト衣装とアレンジ曲が追加されてた。
なんかいろいろと憎いことをしてくれるゲームだ……難易度とかも含めて心をくすぐられるぜ。
無料DLCでカラオケモードの背景を加工用っぽくブルーバックなどの一色にする機能もあることだし、そのうちネット上には楽しい動画が出てくるかもしれないね。

しかしまた特殊なゲームが世に出てしまったものだ。
「何々は俺の嫁!」
と書いたところでこのゲームにおいてその主張は一人の客のもの扱いになってしまうのだから……。
誰もが主張したところで矛盾はしないというかなんというか、言いたいことわかってくれるかな?

ハッピーエンドではちゃんと恋人のそれになるようなんだけど。
あくまで客として始まって客として扱われながらじっくり関係を深めていくだなんて、新しすぎるよなー。

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2009年8月25日 (火)

咲-Saki-第21話『追想』の感想

■ ついに個人戦が始まり各々が入る対局室を確認する清澄の人々。
部長「私は対局室Bか」
のど「私はEです」
まこ「わしは爺じゃ」
文字にしてみると台詞の作りに違和感がなかった。

■ 個人戦は東風戦の20連戦とあって、タコスの鞄には戦闘用の食用タコスがいっぱい。
そんなタコスに「咲ちゃん、食うか?」と食用タコスを勧められた咲であったが、(咲は飲み食いしたものが全て尿として排出されてしまう特殊体質のため、トイレが近くなることを恐れて)遠慮する。
という設定を考えたんだけど、誰か使いませんか。

■ 個人戦でもアナウンサーとカツ丼さんのコンビは健在なのか。
衣が出ていないことでやる気800%減のカツ丼さんは、絶対途中で帰ると思うよ。
解説プロっていうかもう解脱プロだよね。意味わかんないけど。

■ 和「三人とも私をマークしている。でも、私は揺れません」
(※ただし無駄な脂肪は揺れます)

■ まこさんの久方ぶりの勇姿が! やっぱり完全な脇役相手だと強いですね。
アガリ宣言を最初聞いたときには「ツモ! レンホー赤4000オールじゃ!」って聞こえてびっくりしたけど(何さりげなく役満あがってんの!? とか思って)。そしたらメンホン赤だったのね。そりゃそうだ。そもそもレンホーはツモあがりするもんじゃないし、役満だったら赤も関係ないし。

■ なんか咲がポケーっとしている。漏らしちゃいけないという緊張感がないと気合が入らないのだろうか。でもこっちのほうが可愛いかもしれない。
普段はドジッ娘。しっかり者の嫁がいる。女装すると男の娘のよう。
麻雀では自在にカンして嶺上開花。シスコンお漏らしおとなしい。
くっ……なんというハイスペック……。

■ えーと……佳織×透華か。
なんというか、組み合わせの時点でネタ臭がしてたけど、透華さんはうっかり過ぎる。
「みっつずつ」から「ふたつずつ」と並べ方が変わる佳織を意識していながらも、「ひとつずつ」の並べ方に警戒していないとか。
それにしても。国士無双は七対子よりも特殊な形の役だから、一局の初めから狙っていないとまずできない役だと思うんだけど、団体戦の時点では四暗刻の名前すら知らなかったかおりんが、それほど時間の経っていない個人戦の時点でそんな特殊な役を覚えているとは考えにくいなーとか思った。でもネタとしては面白かったので良かったと思う。試合後の流れも良かったね。
試合後、ともきーが透華に対して「使えない子状態」と罵ったけど、団体戦のときに透華に言われた「なんて使えない子なのかしら!」を根に持ってたりするのかしら。
物静かな人物はいつのまにかその内に黒いモノを溜め込んでいたりするから恐ろしいね……。
必死で慰めるはじめちゃんと、それに乗じてからかう純パパもいい感じだったー。

■ むっきーの体験談により新キャラの性質がちょっとだけ明らかに。
「初めは動きがなかったんですが。気が付いたら南入してて、あっという間に連続で直撃されて……。それ以来、調子が出ないんです」
ツキを吸い取るとか、かな?
お互いポニーテールだし、たまたま馬が合わなかったのかもれないね。もとい相性が悪かったのかもしれないね。
ところで東風戦でも南場に突入することがあるってことはネット麻雀やってて初めて知ったよ。
東4局終了時に誰も一定以上の点数に達していない場合は続行、というルールらしく、特に珍しくもないようでわりとよく見かける状態だったりする。始めはバグかと思ったね。

■ 休憩時間にみんなでお昼の清澄。
和はどうも咲の様子がおかしいことを前回のラストあたりから気にしているような気がする。とはいえ前回のは関係ないかもしれないけど。
どんな問題を抱えてようがやっぱりそろそろちゅーのひとつでもしてあげたほうが元気になるんじゃありませんかね。
それか、こう、勝ったらなんでも言うこと聞いてあげますよ、みたいなごほうびとか。そしてなにをしてもらおうか悩む咲の代わりに自分のしたいことを押し通すというか押し倒すのどっち!

■ 清澄の部長と風越のキャプテン。不倶戴天の関係にある二人がついに直接対決!
ここで負けても本選には進めるからと、勝つこだわりを捨てるかに思われたキャプテンだったが、そのとき不意に後輩たちの激励が思い出されると美穂子の心は熱く燃えあがって必殺の開眼。その目の色を見てようやくそれが誰かを思い出した久部長。やっとだよ!
過去の想いを振り切るように力強く牌を切って決別の意思を固めるキャプテン。過去の女ではなくチームを選んだ美穂子に敵はいないとばかりに逆転劇は幕を閉じる。
そして二人の関係は草原に吹く風のように爽やかな終わりを迎えたのだった……と思ったら、「また会えるじゃない。忘れたの? 明日も私たちは一緒に打つのよ」と口説き文句を忘れない部長。
思わず意識してしまい、顔を赤らめるキャプテン。
はい、再び部長のキープリストに入りましたー。
一度捕まえた美少女は決して逃がさない。部長は悪い女だぜ……。

■ 新キャラはまた南場までもつれさせたのか。どうやら南に何かあるようだ。
もしやMMRもびっくりのオカルトっぷりを発揮していたりするのだろうか。
南場まで場を流す能力と、南場になった途端にツキがよくなる能力?
南場になったらツイている。
南場になったら憑いている……。
わかった、新キャラは幽霊だったんだよ!
な、南だってー!

っていうか次回予告のオッサン誰ですか!?

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2009年8月19日 (水)

咲-Saki-第20話『姉妹』の感想

作画監督:田中宏紀 菅井翔
絵コンテ:田中宏紀
原画:田中宏紀
第二原画:その他の方々

今回はスタッフがこんな感じなわけで。
田中さんが描く動きはすごいらしいって評判は聞いたことがあったけど、今回、いつものこの作品より若干頭身高めかなーと感じる身体や波のような髪の動きもさることながら、生き生きとした表情を重視したような顔の描き方なんかもよかったねえ。目の細め方とか、口がいいね口が。というか歯かな。白い歯がいい。咲の歯がたまらなく可愛かった。

さて、いつもの箇条書き感想はじめましょうか。

■ どうやら咲は予選を突破して姉との再会に一歩近付いたことが嬉しくて激しく浮かれている様子。
部室に行く前の坂道で、見つけた和に体当たりする勢いで走っていく咲は和のハートと手をキャッチ。
今度こそ勢いあまって不可抗力でちゅーするかと思ったのに!

■ 部長の思いつきにより清澄の麻雀部はみんなでプールに。
ここで明かされる新設定、咲は泳げないとのことで。
これで泳ぎを教えるという名目で咲とキャッキャウフフできる権利が和に発生したわけですね。
水の中に入れたというだけで喜んではしゃいで和に抱きついてしまうほど浮かれている今の咲ならば、水の中でちょこっとイタズラしちゃっても大丈夫だね!
手を取り合い向かい合ってきゃっきゃうふふといい雰囲気の二人。
よし! 今がテレ東の限界を超えるときだ!
などと期待が高まる場面だったが、しかしタコスがジト目で阻止。
なんという倫理の申し子……。
阻止されなければ濡れ場が始まるところだったろうに、水の中だけに。

■ キャプテンが洗濯物を干しているところに来る池田のふらふらとした動きは、猫を持ってその場で一緒にぐるぐる回ったあと床に降ろしたらちょっとの間まっすぐ歩けなくなってしまう状態に似てる。
右へ左へ、酔いどれ状態。
たぶん、直前に誰かに回されたんだろう。

■ 咲ちゃんの下半身は最高だ!

■ あら、プールに来ている別の麻雀部は龍門渕の面々か。まあ無難だなーとか思っていたらここでまさかのエビフリャァァァキター!!!
やらないかと思っていたタルタルエピソード。
龍門渕一家への理解を深めるためには欠かせない一幕なので、番外編とはいえやっぱりこれだけはやっといたほうがいいよね。
ところで龍門渕一家って書くとなんだか「龍門渕」が苗字で「一」が名前みたいで、はじめちゃんが透華の嫁になったみたいだよねっていう。「家」はどうしたコラ。

■ はじめちゃんは普段着のいかがわしさが強烈すぎるから水着のほうが普段着のように見えてしまうな。
というかプールにまで鎖つけてきてんのか……危ないよぉ。

■ せっかくプール回に出てきたというのに水に浸からずサウナで煮えるだけの透華さん。
咲と同じく泳げないらしいので、和に泳ぎを教わる場面があってもよかったと思うんだ。うん。
そして和の優しい体温を感じ、母としてではない女の自分を思い出し、敵に対して芽生えてしまう禁断の愛。
もう子供(衣)も立派に成長したのだから、そろそろあなたの幸せをつかんでもいいと思うのよ未婚の母。

■ お姉ちゃんチームが初お目見えですか。……みんな非行少女っぽいな。
それはともかく、ようやく姉の咲に対するスタンスが明かされるかと思いきや。
「お前、妹いたんじゃなかったっけ」と、清澄が県予選を勝ち抜いたことが書かれている新聞記事を見せられた照は
「いや、いない」と完全否定。
これはいったいどういうことだろう?
(1)絶縁状態。
(2)本当に存在を憶えていない。

普通に考えれば前者だけど、ここでは後者だと仮定して考えてみよう。
この姉、これまでに見たその姿の印象はどちらかといえば明るい性格の持ち主という感じであった。
ところが今回、お世辞にも明るい性格とは表現できないとても陰気な様子であった。
ということは、姉の人格は複数あるのではないだろうか? 記憶は共有してたりしてなかったりで。
実は普段は超シスコン(表には出さない)だったりするのだが、魔が宿った右腕が暴れ出すと人格が乗っ取られてしまうとか。そして血の代わりにひたすら点棒を求める雀鬼となって「今宵のツモはよく切れる」とか言っちゃったりするとか。うん、それって絶不調だと思う。

照「ぅう、要らないのしかこないよ……」

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2009年8月12日 (水)

咲和の秘密

咲-Saki-の咲と和。
「咲和」と書くと、二人の名前の両端が「口」で挟まれる形となる。
つまり背中合わせということ。

では逆にしてみよう。
「和咲」
こうすると、口の部分が触れ合ったね。
これが何を意味するか、わかるかな?

そう。
咲と和は実は……
「和×咲」以外認められないということなんだよ!

な、なんだってー(棒読み)

あ、こういうの集めてGlossy:MMRシリーズとかやったらどうだろう。
自分はやらないけど。

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2009年8月10日 (月)

咲-Saki-第19話『友達』の感想

■ その不可解な力で停電などを引き起こし、さらに暗闇の中で発光する衣。
いよいよもって人間じゃないな……。実は皮下組織が発光体で作られているアンドロイドだったりしないだろうか。それならあれだけちんまいことにも納得だし。

■ 咲が心の中で「すごいよ原村さん。強そうな人たちがいっぱいいっぱいいて、ワクワクするよ!」という台詞を回想する場面で、画面の真ん中にいる人物が池田なことに激しく違和感。
いや、池田も倍満をあがろうとしてあがれたりとか、半荘一回のうちに数え役満と役満を作ったりとか、相手が一般人だった場合はすごく強いんだろうけど決勝戦の一人としてはなぁ。
のどっちばりのオカルトキャンセラー能力があればあるいはって感じだけど。

■ 本当に決勝戦は確率が……。
これはつい先日自分がやったネット麻雀での話なんだけど、自分と上家が同時にロンあがりしたとき上家が九連宝燈だったので、振り込んだ下家が一瞬でぶっ飛んだ(ちなみに自分は白ドラ3。合計40000点だった)。二人同時ロン+九連宝燈という、恐らく結構な低確率だと思われるそんな一件が実にチャチな確率に思えてくるほど凄まじい空間だ決勝は。

■ 気配だけで他家の点数すら感じ取る衣。オカルト全開だ。
この異質すぎる能力こそが衣の不幸の元凶のようなので、それを克服するということは、もしかしたら憑き物が落ちたような状態になるのかもしれない。
オカルト能力を与えていた憑き物が落ちたとなれば決勝戦以後はだいぶ弱くなりそうな気がするな。
そして衣の麻雀と第二の人生はここから始まるんだ。って感じだったりとか。

■ 咲オーラス和了時の終末的BGM自重……。
この暴虐的なまでに圧倒的な、運命を自由自在に繰る力。
牌に愛されてるっていうかもう世界を創造した母に愛されてるって感じじゃないか?
母といえば子供。子供といえばiPS細胞。
iPS細胞といえば和。
つまり和は母でもあり、そして神でもある。
神に愛された少女、咲。
それじゃあ誰も勝てなくても仕方がないな。
諦めなくてーもおーわーりー 池ー田をーリーセットしてー

■ 咲と和が優勝の喜びを分かち合って抱き合う場面は――
抱擁を交わしたあと至近距離で見つめ合う二人の後ろからタコスが駆け寄っていったからタコスが和に抱きつくのかと思って、そしてそのときの衝撃でバランスを崩した和が倒れそうになって不可抗力で咲にちゅーするかと思ったのに!
不可抗力で! 不可抗力で!

■ 試合後の衣はようやく龍門渕一家の一員になってみんなでほのぼの。
友達と言うよりは、やっぱりこの五人は家族と言ったほうがしっくりくると思うんだ。
純がお父さんで、透華がお母さん。
ともきーが長女で、衣が次女。
そしてはじめちゃんはお母さんの愛人、と。
いい家族だ。

いやちょっと待てどこかおかしい。

■ 池田はコーチに認めてもらえてよかったネ! って、考えてみれば、あの場の誰もが驚いていたぐらいの超人対局を見れば、最下位だったからって池田を責めるような無茶はするはずもなく、もはや諦めない姿勢と笑顔だけで相当な高ポイントが得られる状況だったのだと思われる。
次元が違う他校の打ち手を知ったコーチはモニターを見ながら「うちはもうダメだァァッ!」と思ったに違いない。
唯一対抗できるとすればキャプテンぐらいか……。

■ かじゅがモモに完全にデレたときの表情がすごくだらしなくてよかったなー。
さながら恋愛シミュレーションゲームのときめき状態という様相だったので、これからはモモにかまってもらえないとすぐに爆弾が付いてしまうことだろう。
「モモ(最近女の子の間で変な噂が流れているらしいっす……)」

で、カマボコに電話をかけると詳細が聞けるという。
蒲原「はい、カマボコです」
モモ「もしもし、モモっすけど」
蒲原「なんだ、モモか」
モモ「なんすかその残念そうな声は。私からじゃ不満っすか?」
蒲原「あたりまえのこと聞くなよ。ところで、どうしたんだ今日は?」
モモ「女の子達が、私をどう思ってるか知りたいっす」
蒲原「評価か……。ちょっと待ってくれよ」
蒲原「女の子の、モモに対する評価は……」
蒲原「こんなとこだな。ワハハ」

加治木ゆみ ◎(爆)
津山睦月  ○
妹尾佳織  ×

今回率先してデバガメってたので、カマボコは早乙女好雄ポジション。

■ さて、これで県予選が一区切りついたわけだけど、決勝戦のような確率を無視した見せ方はそう何度も有効に使えるものではないと思うので、この先これ以上の強さ手強さを表現するのであれば何か別の、運や点数じゃない方向でやってくんじゃないかなぁなどと思う。
そんな感じで考えると、咲の姉なんかは(アニメじゃ対局まではやらないだろうけど)たぶん高い手や珍しい手であがるというよりも、相手を翻弄してペースを崩し、心の隙を突いてえぐるように直撃してくるって感じで、部長みたいなタイプの心理戦重視の打ち手になるような気がしないでもない。
あ、でも妹と同じくリンシャン使いでもあったほうがおもしろいのかなぁ。
というか、戦場となる舞台のことを考えると恐らく姉が最強の相手になるのだろうから、そのときはオカルト要素出し惜しみなしで役満連発だったりするかもしれないな……。
まあ、姉の出番はまだまだ相当先の話でしょうけどね。

■ EDは記念写真を背景にスタッフロール。いい第一部完だった。
次回はようやく第二部が始まって咲と和の結婚式かー。
待ちに待ったハネムーンが

……って個人戦やるの?

ついに原作を追い越してしまうアニメ版Sakiだけど、このスタッフならきっとうまくやってくれるはずだと信じたい。
それに、原作ではまだやっていないというだけで完全なオリジナル展開だとは限らないのだし、原作でもやる予定の内容を先にやるだけかもしれない。
だから新キャラが出るとしてもいずれ原作にも出てくるとか……。
……んん。
綺麗な終わり方のあとにまだ戦が続くとなるとどうしても不安が拭いきれない。
キャッキャウフフ要素に関しては全く心配してないけど、個人戦のほうのパワーバランスがね。

というか龍門渕一家のハミレス話とか、結局番外編はやらないのなぁ。
流れ的にこれからやるとも思えないから、省かれたのか。
iPS細胞……。

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2009年8月 3日 (月)

咲-Saki-第18話『繋がり』の感想

■ 池田とキャプテンの一年前の馴れ初めが。当時はまだ「福路先輩」「池田さん」という呼び方で初々しいですね。
それにしても、現在あれだけ部員に慕われているキャプテンが一年より前には友達もできず、それどころか疎まれてさえいたとはちょっと考えにくい。これは恐らく、多くの人々にとってはその美貌ゆえに近寄りがたくそれぞれの好意は届くことがなくて、そんな中、ごく一部の心無い賤民の「ウザイ」という嫉妬の声を聞いてしまったキャプテンが、自分はそうなんだと思い込んでしまうことによって成立した高嶺の花状態だったのだと推測する。右目のコンプレックスもあって、マイナス思考に陥りやすい状態だったのでは。という仮説。
そう考えると、相手の都合お構い無しにアプローチしてくる池田のような池田は、パートナーとしてぴったりなのかもしれないな。
ところで、一年池田は前髪とスパッツがかわいい。
穿いてない世界でもスパッツはあるんだ。

■ 池田の咆号(咆哮)を「カラオケ行きたいな」と解説したカツ丼さん。カツ丼ばっかり食ってていよいよまともに解説しなくなってきた解説者を横に、アナウンサーそろそろキレるぞ。

■ 池田の連続迷台詞が出ました。口調変わってるし。
「リーチせずにはいられないな」「そろそろまぜろよ」
ネット上でネタになってるのをちょくちょく見かけてはいたので、原作6巻を読む前にもどのような台詞があるのかは知っていたけれど、同じ場面で続けて使われるのだとは思わなかった。なんとも印象深い台詞なので、もっと離れたページで使われているのかと思っていたので。
畳み掛けるような手の進み方とかっこいい池田の台詞はSaki屈指の名場面だと思うが、如何せんついさっきまで0点だった池田だから焼け石に熱湯みたいな……。

■ そんな池田のハイライトは文堂さんの驚きタイム。
前から思ってたけど、文堂さんはメソウサに似てる。

■ 衣が「拉ぎ折ったはずの心が、何かに繋ぎ止められている!」と言う場面。ここでは二組がいちゃついているカットが挿入されるはずだったのだが……原作の構図を使って欲しかった……!
敬慕しているキャプテンに甘えてゴロゴロする池田!
モモとのデート時、安らぎを感じているかの如く表情を和らげているゆみ!
むぅ……何故描かれなかったし。

■ 咲ちゃんの太腿は至高です。と原村さんが呟いていたような。

■ 咲ちゃんの「脱いでもいいですか?」って部分はドキッとした。あの清純派の咲ちゃんが人前でそんなはしたない行為をするはずがない! って感じで(昔のアイドルオタか)。
実際は履物のことで、あの場にいた係員の如くホッとしてしまった。
まあ、履物じゃなくて本当に上下を脱ぎだしたら失格覚悟でのどっちが止めにいくだろうけど。
もしくは「私もまぜろよ」みたいな。

■ 履物を脱ぐことについてカツ丼さんがコメントするが、そのあまりにやる気のない仕事ぶりについにキレ始めたアナウンサー。ついに逆襲が始まるのか?
カツ丼を食べ過ぎた影響なのかどうか、カツ丼さんもキレやすくなっているようだし、もはや二人は一触即発。
恐らく異世界では、ファンタジー服に身を包んだ二人が壮絶なバトルを繰り広げていることでしょう。
それが劇中で描かれることは絶対にないだろうけど。

■ なんだかここに来て井上純がかっこよく見えてきた。龍門渕の名解説役といえば一ちゃんだけど、オカルト要素に関しては「流れ」を感じられる井上純に一日の長があるのかな。
超自然現象に説得力ってのもなんだが……。

■ 和の念を咲ちゃんがしっかりとキャッチ。離れていても二人は赤い糸電話で繋がっているようです。いや、通話は無理かな。
しかし一方通行だとしても、和のイメージは咲ちゃんに送り放題ということに……?
対局中に変なイメージを送りつけたりとか、しないだろうか。しないな。

■ 池田の「はやくつもれよ」の言い方がチンピラっぽくてすごくよかった。っていうか、部長以上にマナー悪くないか。奇声をあげたりとか、もはや図々しいとかいうレベルではなくて。

■ リンシャン、槍槓、ハイテイ、数え役満、一人が何度もカン。非常に今更だけど、大将戦は確率という概念が完全に崩壊した空間ですな……パンピーがまざったところで絶対に勝てるわけがない。
前回咲ちゃんに振り込んでもらって復活した池田だけど、それはあくまでツモあがりできるようにするための咲ちゃんの策だったのだろうし、サポートのない一般猫の華菜ちゃんなんてこんな空間で勝てるわけないし……!

■ 今回のエンディングはシリアスバージョン。途中で挟まれる一枚絵はすでに四校出ているので、今回はもしや大将戦の四人が描かれたりするのかなーと思っていたら既存の龍門渕絵だった。
え……?
それならせめて衣独りの絵だったりとかしてもよかったんじゃあ。
もしくは話の流れ完全無視で各校カップルのいちゃラブシーンをですね……。それだとこのEDにした意味がなくなるか。

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