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2009年3月 7日 (土)

『セブンスドラゴン』初プレイの印象など

セブンスドラゴンのゲームの話。
デキが悪かったらどうしようという心配は杞憂であった。
昔ながらのRPGっぽくややわずらわしいところもあるものの、考えずに進めれば楽に全滅できるという程よい難易度と、覚えさせるスキルによって各キャラに好きに役割を持たせられる自由度が楽しい。
システム面だけでなく絵的にも、今作は画面いっぱいに咲き乱れるフロワロ(花)の表現があるため、その表現が際立つ2Dフィールドというのも悪くないものだなと感じられる。個人的には世界樹の迷宮のような3Dダンジョンのほうが好きだったけど。
開発スタッフが被っているということでやはりところどころ世界樹の迷宮に似ている今作だけど、世界樹よりも序盤の難易度は控えめになっているかなと思う。序盤とはいえ、2~3レベル上げるだけでまず全滅しなくなるというのは世界樹にはなかった優しさかと。
それと世界樹の凶悪モンスターであるFOEとほぼ同じ扱いであるドラゴンも、今のところは初見で倒せる程度の強さなので全滅の匂いがあまりしない。
というのはフロワロのせいかもしれない。
今作ではフロワロという花が外にもダンジョンにも咲き乱れていて道を塞いでいるが、それを踏むとパーティはダメージを受ける。通り道に咲いているフロワロを避けていくことは不可能なので、基本的には無理矢理通っていくことになる。
フロワロは一度踏めば消滅するものの、今作のダンジョンの床は半分以上が実質毒の沼という状態である。
ダンジョンには強力なドラゴンがうろついており、なおかつ通り道にはフロワロがいっぱい。となれば、つまりはフロワロでダメージを負ったパーティにドラゴンもしくは雑魚がとどめを刺すという構図になるわけで、それでドラゴンが今以上に強力だったならやってられなくなるような高難易度になってしまうのではないかと思うので、世界樹と比べてFOEが弱体化したように感じるというのはきっとバランス調整された結果なのだろう。

ただ、敵の強さの感じ方はパーティの構成にもよるかもしれないので参考までに自分のパーティ構成を書いておこう。
どういう組み合わせにするかプレイ前に考えていなかったので、決めかねて完全に見た目で決めてしまった全員♀。
・猫耳ファイター
・さらさらナイト
・前髪ぱっつんサムライ
・褐色ローグ。
全員戦士系なのでまともな回復スキルを持っているのはナイトのみ。
そのナイトの回復スキルも自分は覚えさせてはいないので、つまりは殺られるまえに殺らなければ殺られてしまうというパーティなわけだ。
はたして回復手段がアイテムのみという状態でいったいどこまで行けるものだろうか?
そんな偏ったパーティではあるが、見かけたドラゴンはすべて倒して進んでいる。あまり連戦はできないものの、それほど苦戦したことはない。
今のところスキルは通常攻撃に威力がプラスされるものばかりを上げているけれど、耐久力の高い敵相手にはどうしても被ダメージが高くなってしまうため、今作では通常攻撃の威力を重視するよりも継戦能力を高めるようなスキルを優先して覚えさせたほうが楽に、かつ面白くなるのではないかと思う。

通常攻撃主体の現在のパーティで切り札となっているのは、エグゾーストというシステム。
エグゾーストは各キャラが三回ずつ使用できる行動強化システムで。攻撃の威力を高めたり、行動順を早めたり、状態異状付加確率を上げたり、逃走確率を上げたりと、実に様々な効果がある。
エグゾーストの使用回数は宿屋に泊まれば回復するので、ダンジョンを一気に攻略するようなときでもなければ比較的気軽に使用することができるというのも大きな魅力だ。
見た目には地味なシステムではあるが、このシステムを使うことによってかなりわがままな戦い方ができるので、個人的な印象は極めて良い。
例えば、瀕死の状態で町に戻る途中、五体の敵に遭遇したことがあった。
それは通常攻撃では1ターンで倒しきれない数であり、全体攻撃スキルを使って一掃しようにもスキルの発動が遅いためどうしてもダメージを喰らってしまうだろうという危険な状況。そんなとき、エグゾーストを使用することによって全体攻撃スキルであるグランドバスターの行動順と威力を上昇させ、誰よりも早く一撃で殲滅して楽々勝利! ということができたわけだ。
ちなみにグランドバスターはスキルレベル1のまま上げていないのだが、そのままでは威力不足だとしても、こんな感じで使うことによりなかなか重宝している。

スキルといえば、ローグのスキルである行住坐臥(ぎょうじゅうざが)。
これは「侍が(パーティに)いる場合に攻撃力ボーナスを得る」というスキルであるが、行住坐臥というのは辞書によると、

歩くこと。止まること。すわること。臥すこと。この四つはすべての動作の基本であるところから、仏教では、特に規律を定め、これを四威儀という。
日常の立ち居ふるまい。

という意味だそうだが、これがいったいどうしてサムライとローグの美味しい関係につながるのだろう?

と疑問に思いつつも、サムライがいることでローグが強くなるというような状況は、百合妄想の種になる。

▽スキル行住坐臥から妄想できること▽
一人のローグがお宝を求めてダンジョンを探索していたところ、植物っぽいモンスターに触手で動きを封じられ、カエルっぽいモンスターに丸呑みされそうになってしまう。
そこに武者修行中のサムライが通りがかり、苦戦しつつもモンスターを退け、ローグを救出する。
ローグ、そんなサムライの姿にキュンとなる。
ローグはそれ以来、押しかけ女房的にサムライにつきまとうようになり、手作りのお弁当(デヴォカレー)を作ったり戦闘を手伝ったりと、健気に尽くしていく。
そんなローグのサムライへのラブパワーで増幅された攻撃力の高さを見て、自信を失くしたサムライは宿屋に泊まるたびに枕を濡らしている。

……という感じでスキルの影響なのか、今のところはサムライよりもローグのほうが攻撃力たけえですよ。
このままではサムライに存在感がなくて困るから、属性攻撃スキルでも覚えさせるかなあ……。

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