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2009年3月25日 (水)

スパロボKをクリアしての感想

スーパーロボット大戦Kの一周目をクリア。
全36話というのは数字だけ見るとボリューム不足に思えてしまうが、実際やってみると会話が長かったり増援が多かったりするので一話一話がけっこう長く、50話ぐらいやったような感覚がある。

今回のスパロボの感想を短くまとめてみると。
ロボットの出てくるSRPGとしてはシステムなどが好みではあるが、原作ものとしてはシナリオが非常にまずい。

未見の作品が多くどこが原作の部分なのか判断しにくいこともあり、一周目の分岐はとりあえず最後まで視聴したことのあるゴーダンナーを追っかけて進んでいったのだが……もっといい場面いっぱいあったよね? という感じ。
複数の作品を絡ませなければならないゲームである以上、ある程度のシナリオおよび設定の改変は当然のことと思ってはいるが、見せ場をことごとく削ってしまうような作りは如何ともしがたい。
見せ場およびそれに至る過程が描かれていなければキャラの立ちようもなく、未見の作品のキャラはいったいどういうキャラなのかがさっぱりわからなかった。知っているはずなのにゴーダンナーのミラのキャラ、というか立場もわからなかった……。
戦闘グラフィックと演出にはそれなりに満足しているので、いつもシステムと演出を重視してプレイしている自分は楽しめているが、原作に思い入れがある人にはとてもお薦めできるもんじゃないと思った。
蒼穹のファフナーも、分岐では選ばなかったからゲーム中のすべての話を見ていないとはいえ、通ったところで再現できる分だけでも原作はもっと魅力のある作品だったと記憶している。
これまで何作もスパロボをやってきて、ライター作品ちゃんと観てないだろって確信したのはこのKが初めてだよ……。
いい場面が無いというわけではないんだけど、その作品である必要性がまるで感じられないぐらい各作品の個性が表現されていないように感じられた。

まあそんな感じでシナリオは苦しい感じのKであります。
ただ、システム面は今までやってきたスパロボの中でも上位に入るお気に入り。
携帯ゲーム機のスパロボは毎回システムが大きく違うので賛否両論はあるだろうけど、敵を倒して入手したポイントでパイロットを強化するという据え置きで主流の育成システムは、そのパイロットに敵を倒させるために他のパイロットの出番をなくさなければならないため、マップ上に出ているユニットは無駄なく使いたいという自分にとってはあまり好ましいものではない。
今作でも特定のパイロットで敵を倒す意味はそれなりにはあるものの、育成のメインとなる部分はスキルパーツという使い捨てアイテムによって行われるため、撃墜数にはそれほど拘る必要はない。
ちなみに、スキルパーツは敵を倒すことで入手できる。

以下、システムまわりの所感などを箇条書きにて。

・最初にお気に入り作品を三つ選ぶことでその作品は15段階改造可能になり、さらに入手する経験値と資金が増える。

・未改造でもザコ戦は問題ないバランス。ただその場合は数は必要かと。

・基本的には難易度は低め。HPが自動回復する中ボスが出てくるマップや、ターン制限のあるマップ、もしくは防衛マップ以外では徹底的に贔屓したユニットが一体いればクリア可能。

・撃墜数100ごとにそのパイロットの全能力+10。周回を重ねればスキルパーツでも代用可だが、贔屓しているパイロットが自然に強くなっていくというシステムはなかなか良いと思う。

・スキルパーツを使うなどしてアタックコンボをL3にすることで、マップ兵器でもないのに六体の敵を一気に倒すことができるというのは気持ちがいい。

・タッチペンですべての操作が可能らしい。それはいいが、その影響なのかマップ上でのキーレスポンスがやや悪くなっているのはいただけない。

一部ユニット(ゾイド系やキングゲイナー系など)の宇宙の地形適応が低いという問題は、まあユニットフル改造ボーナスで地形適応オールAを取ればいいだけなのでさほど問題はないだろう。
ただ今作は改造費用が高めなので、複数のユニットをどうにかしたいという場合はすぐに資金が足りなくなってしまうだろうが、強化パーツのスラスターモジュールを装備させればお気に入りのユニットぐらいはカバーできるので、どうしてもという場合にはやり方次第といったところだろうか。

という感じで、何も考えずにひたすら何機も改造できるような資金的余裕はなく、楽に進めていくためにはある程度考える必要があるので、そのあたりがなかなか楽しいわけだ。
仕様が大きく変わった援護攻撃と援護防御もちゃんと活用してみたいし、自分にとってはまだまだ遊べるスパロボK。
たとえ矛盾だらけになったとしても、シナリオがもう少しだけでも原作準拠であれば……。
ファフナー系やセレブレイダー+ルウ・ルーやフェイ・イェンなど、特にお気に入りのユニットとパイロットが多い今作だけに、それはとても残念なことだ。

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