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2009年1月 8日 (木)

FE聖戦の系譜の異父兄妹について

※『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』のネタバレ注意!

あるブログのコメント欄でのやりとりの後、あるゲームについて少々語りたいことができたものの、返信としてコメント欄に書くには長くなりすぎて迷惑になりそうだったのでひとつの記事として書いてしまうことにした。特に重要なことでもないし……。
ここで語る『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』というのはスーパーファミコン時代のゲームであるが、2007年の1月からWiiのバーチャルコンソールでも配信されており現在でも入手可能なはずなので、これからやる予定の人はネタバレに注意して欲しい。

それでは、このゲームのストーリーに大きく関わってくる異父兄妹について少々語りたいと思う。記憶にある情報は薄れていてあまり頼りにならないため、主に公式ガイドブック(攻略本)を情報源とした。
聖戦の系譜のストーリーは親世代の前半と子世代の後半に分かれており、ここで話題にするのは主に前半のことである。

聖戦の系譜というゲームは神々の血というものが重要な要素となっており、いくつかのキャラはその直系という扱いで、例えば前半の主人公であるシグルドは聖戦士バルドの直系だったりする。
シグルドは城下町で出会ったディアドラという女性と結ばれて一子を設けるが、ディアドラはその後アルヴィスという男性の子供も二人産むことになってしまう。
実はこのディアドラとアルヴィスは、母を同じくする異父兄妹である。
二人の母シギュンは、まず魔法戦士ファラの直系であるヴェルトマー公爵との間にアルヴィスを設け、次に聖者ヘイムの直系であるクルト王子との間にディアドラを設けた。
シギュン自身はロプトの血というかつて世界を脅かした暗黒神に関する血を引く者であったので、その子供であるディアドラとアルヴィスは薄くではあるがロプトの血を引いてしまうことになった。そしてそんな二人が子供を作ることにより、二子のうち片方は暗黒教団の司祭マンフロイによって暗黒神降臨のために利用されてしまうこととなる。

先述した通りディアドラとアルヴィスにはロプトの血が混じっているが、強く受け継がれているのは以下の神々の血である。
ディアドラが受け継ぐのは聖者ヘイムの血。
アルヴィスが受け継ぐのは魔法戦士ファラの血。

神々の血を濃く受け継ぐ者は神々が用いていた伝説の武器を使う資格を有しており、聖剣ティルフィング、炎魔法ファラフレイム、地槍ゲイボルグなど、威力もさることながら装備するだけでもステータスに高いボーナス値を与えるという超強力な武器を使うことができる。
そんな伝説の武器の中でもストーリー上重要になってくるのが、ロプトの血を受け継ぐ者が使う闇魔法ロプトウスと、聖者ヘイムの血を受け継ぐ者が使う光魔法ナーガである。
ディアドラとアルヴィスの子供はユリウスとユリアという名で、ユリウスはロプトの血を濃く受け継いでおり、ユリアは聖者ヘイムの血を濃く受け継いでいるため、二人はそれぞれ違う武器を受け継ぐこととなる。
そして、相手の攻撃力を半減させる効果を持つ闇魔法ロプトウスは、光魔法ナーガを使うことでのみ無効化することができるため、最終的にはディアドラとアルヴィスの子供同士の戦いによって物語は幕を閉じることとなる。
つまりストーリーはディアドラとアルヴィスの系譜が肝になっており……おや? 主人公はどうした? って感じだけど、後半の主人公であるセリスはシグルドとディアドラの子供であり、後半すぐに仲間になるユリアと最初はお互い惹かれあっているものの、ユリアの親と同じくこれまた異父兄妹という関係であるため特別なやり方をしない限りは恋愛関係にならないという憎い関係が設定されている。
そのため、セリスとユリアは特別な関係を保ちながら、後半のヒロインはプレイヤー自身が選ぶことができるという素敵な仕様となっている。(このゲームはカップリングをプレイヤーが作れるようになっているので)

聖戦の系譜は、そんなドロドロした血縁関係が魅力的で大好きでした。

系譜

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